ねえ もしあの日雨じゃなければ
いつもの駅で降りてたら
あなたにまた会うこともなかったはずね
時を巻き戻せたら ああ

出典: If/作詞:間智子 作曲:木村篤志

ここから1番のサビに入ります。

何か用事があったのか、この日はいつもと違う駅で下車をした主人公

その駅を降りて信号待ちをしている時に、元彼と出会ってしまったのです。

いつもの駅で降りていれば元彼に会うこともなかったし、こんなに心が揺れることもなかったのに」という思いが描かれています。

優しい今の彼氏と不器用な元彼

やさしい恋人と飾らない部屋で
ささやかな夢を語り合っていた
拙いやり方さえあなたと比べることも
なくなっていたのに

出典: If/作詞:間智子 作曲:木村篤志

ここから2番に突入します。

この部分は2番のAメロ部分に該当し、1番のAメロと同じく、今の彼氏との様子を描いています。

「ささやかな夢を~」という言葉が出てきますし、1番のAメロでお揃いの指輪をしていることも説明していたので、もしかしたら今の恋人と結婚するつもりでいたのかもしれません。

元彼はきっと不器用な人だったのでしょう。「拙いやり方」で主人公を振り回してたこともあったのだと思います。

それに比べて今の彼氏は、きっと優しくて大人な対応をしてくれる人なのでしょう。

新しい彼氏と付き合い始めた頃は「元彼はこんなに優しい対応してくれなかったなぁ」なんて比べてた主人公でしたが、最近はそんな元彼のことすら忘れて、比較することもなくなっていました。

主人公のことを説得してボディタッチしてきた元彼

二度と泣かせはしないなんて
そんなに強く 触れないでよ
心奪われそう

出典: If/作詞:間智子 作曲:木村篤志

2番のBメロ部分に入って、再び元彼との再会シーンに戻ります。

二度と(主人公のことを)泣かせはしない」と言って、彼女のことを説得する元彼。

そして、説得しながら彼女に触れてきたのでしょう。

そんな元彼からのボディタッチにも思わずときめいてしまいます。

傘を持って出かけてなかったら…

ねえ もしあの日雨じゃなければ
傘をささずに出かけたら
こんなに苦しむこともなかったはずね
時は巻き戻せない

出典: If/作詞:間智子 作曲:木村篤志

2番のサビでは、元彼と再会してしまったことに対する思いが再び綴られています。

この日主人公が傘を持たずに外出していたら、きっと足早で家に帰っていたでしょう。

早く帰りたいから、わざわざ違う駅で下車することもしなかったかもしれません。

傘がなければ元彼に再会することもなかっただろうし、こんなに苦しい思いを味わうこともなかったのです。

でも、もう時間を戻すことはできません。

元彼とキスをしてしまう主人公

銀色の雨のシャッター
かすかなためらいの逃げ道閉ざしてゆく
過ちだって構わない
燃えるような口づけをもう一度

出典: If/作詞:間智子 作曲:木村篤志

ここはCメロ部分に該当します。

ザーザーと絶えず降り続ける雨のことを「銀色の雨のシャッター」と表現するなんて素敵ですね!

雨の中のドラマチックな出会い。そして彼女に一生懸命言い寄る元彼。

そんな状況のせいで、彼女の心はついに「NO」と言えなくなってしまいます。

新しい恋人がいるにも関わらず、元彼に心を許してしまうのはきっと過ちなのでしょう。

でも、感情を抑えることができずに元彼とキスをしてしまいます。

元彼とよりを戻してしまった主人公

ねえ もしあの日雨じゃなければ
いつもの靴をはいてたら
あなたをまた愛することもなかったはずね
時に身を任せましょう ああ

出典: If/作詞:間智子 作曲:木村篤志

そして、ラストのサビへと入っていきます。

「いつもの靴を~」と言っているということは、日頃履かないようなお洒落な靴を履いていたのかもしれません。

そして、サビの後半部分を見る限り、きっと身も心も元彼に許してしまったのでしょう。

おわりに

【If/JUJU】「もしあの日雨じゃなければ」…!心を揺らす大人の恋を描いた歌詞の意味を徹底解釈!の画像

「もし○○してなければ元彼に会うこともなかったし、タブーを犯すこともなかった」という複雑な乙女心を描いた曲でしたね!

忘れたいはずの元彼に出会ってしまい、再び心が揺れてしまうというドラマチックなシーンを描いたこの歌に、共感できる方も多いのではないでしょうか。

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