「月刊少女野崎くん」とは?
webコミック配信サイト「ガンガンONLINE」で2011年8月25日から連載されている4コマ漫画シリーズです。
現在コミックスも9巻まで発行され、2014年7月にはアニメ化もされました。
個性豊かなキャラクターたちが、漫画家としての生活ならではの勘違いのせいで絶妙にすれ違うギャグが持ち味となっています。
ストーリー
浪漫(ろまん)学園に通っている女子高生佐倉千代は、以前から好きだった隣のクラスの男子野崎梅太郎に告白を決意します。
実は野崎、女性のペンネームで少女漫画の連載をしているプロ漫画家という別の顔がありました。
千代の告白を聞いた野崎は、その好意がファンとしてのものであると勘違いしてしまいます。
美術部で描いたポスターの完成度の高さもあり、ベタ塗りのアシスタントとして扱われることになった千代。
いつも漫画のことばかりを考えている野崎の奇行に振り回されつつも、次第に野崎のアシスタント仲間や野崎の家族、出版業界の人々と友好の輪を広げていきます。
しかし、野崎から異性としてどう見られているのかがわからず、悶々としてしまいます。
ところが、実は野崎の描く少女漫画のヒロイン、マミコの外見上のモチーフが千代自身であったという設定がありました。
歌うのはオーイシマサヨシ
本名は大石昌良。1980年1月5日生まれのシンガーソングライターです。
Sound Scheduleのボーカル・ギターを担当しています。
1999年にSound Scheduleを結成し、2001年9月にメジャーデビュー。その後2006年にSound Scheduleは解散となります。
2008年6月25日、1stシングル「ほのかてらす」を「大石昌良」名義でリリース、ソロデビューを飾ります。
2011年にはSound Scheduleが再結成。期間限定での活動予定でしたが、解散をせずに活動を続けることに。
2014年にはアニメ・ゲームコンテンツ向けとして「オーイシマサヨシ」名義を立ち上げます。
2015年になると、Tom-H@ckとのユニット「OxT(オクト)」を結成。
動画はこちら
アコギのハードなリフが心地よいリズムを奏で、ノリノリのジャズ風のイントロが続きます。
重厚に重なるブラスとギターのキレが最高ですね。
こちらはライブの弾き語りバージョン。こっちもいいですよね!
ソリッドなギターの音色と高く伸びる声が気持ちよく響きます。
ブラスがないぶん、どこか寂し気な歌詞も一層引き立って切ない想い恋の気持ちが伝わってきます。
歌詞を徹底解釈!
いやバレてんじゃん てか聞こえてんじゃんそれ
あの子が昨日なんか少し優しくて
(君じゃなきゃダメみたい)
こちらとしてはそんなつもりないけど
(君じゃなきゃダメみたい)
いや バレてんじゃん てか聞こえてんじゃん それ
(君じゃなきゃダメみたい)
頭の中 お花畑だとか少女漫画だとか
もう なんだってどうだっていい
出典: 君じゃなきゃダメみたい/作詞:大石昌良 作曲:大石昌良
ちょっとだけ優しかった意中の女の子のそぶりに、わかりやすく動揺してしまう少年。
「そんなつもりないけど」なんてちょっぴり強がってみてるようですが、「君じゃなきゃダメみたい」という気持ちはダダもれ。
お花畑だろうが少女漫画だろうが、どうだっていいくらい有頂天になっちゃってます。