川崎鷹也【魔法の絨毯】歌詞の意味を解釈！君の過去を受け入れられる理由とは？君への想いの強さを読み解く

あればきっと君を守ることができるものを自分は持っていません。

お金があればもっと暮らしを楽にしたり望みを叶えることもできるかもしれません。

力があれば手助けをもっと出来るかもしれません。

多くの人から称賛される地位や名誉だって持ち合わせていません。

それでも自分にも出来ることがあるし、君を大事にして守りたいと思っています。

自信のない等身大の自分でもあなたと一緒にいたいし、守っていきたい。

楽曲全体を通して好きな人への強くあたたかな愛情が込められています。

曲全体を通して「アラジン」の登場人物を登場させながら自身の相手を思う気持ちが表現されていました。

物語ではアラジンの「僕を信じろ」という言葉をきっかけにジャスミンは魔法の絨毯に飛び乗る勇気を持ちます。

一方、今回の作品では大事な君に信じて欲しい自身の気持ちが込められているように感じられました。

「アラジン」の主題歌である「ホール・ニュー・ワールド」では、以下のような歌詞が出てきます。

この歌詞を「魔法の絨毯」の世界観に重ねてみます。

アラジンのようなドラマチックさとはまた違うかもしれないけれど、何気ない日々の瞬間を大事にしたい。

これからのあなたとの新しい関係や暮らしの中で、様々なことを一緒に分かち合っていきたい。

このように捉えることができるでしょう。

自分たちの関係は自分たちだけのものであり、過去があるから新しい生活がある。

大事に思う相手の過去を尊重しながら、二人で過ごす世界を作っていけると思える。

相手への強い気持ちがあります。

これから時間を一緒に過ごす相手との将来に希望があるからこそ、時には辛くなりながらも過去を受け止める。

相手への強い思いが相手の過去への複雑な感情に勝ったのだと思います。

ここまで「魔法の絨毯」の歌詞を解釈してきました。

今の自分では大事に思う人を守るために足りないと思うところがある。

その一方で、大事に思う気持ちは強く今の等身大の自分が出来ることだってあります。

あなたを守って支えたいという思いが伝わってくる内容でした。

川崎鷹也さんの実際の奥様への思いを元にした誠実に人を思う気持ちの大切さを伝えてくれる楽曲。

大事な人を思って作った曲で、たくさんの人に幸せを届けられていることもとても素敵に思います。

最後に川崎鷹也さんの「魔法の絨毯」に魅かれた方におすすめのラブソング3曲を最後にご紹介します。

派手な出来事はないけれどふとした出来事を大事に思う恋心や、相手を強く思う気持ちが歌われている曲です。

阿部真央さんの「貴方の恋人になりたいのです」は、女性側からのストレートなラブソング。

相手に遠慮しながらも、派手な恋じゃなくていいから恋人になりたいと願う切ない気持ちが歌われています。

HYの「AM11:00」は、恋人たちの思いが交差しながら互いに大切に思う気持ちが歌われています。

恋人がいるからまた進むことができる、じんわりと幸せな強い思いに優しい気持ちになれる楽曲です。

RADWIMPSの「最大公約数」は、恋人同士抱く理想が違っていても2人で出来ることがある希望が歌われています。

分かり合えない想いを抱えながらも2人にとっても心地よい関係を探していきたい。

別れではない道を模索する方にとっても励みになる曲となっています。