二人の「宮本」による熱いコラボ!
4月から放送中のドラマ『宮本から君へ』の主題歌をエレファントカシマシが担当しています。
主題歌の『Easy Go』はこのドラマのために書き下ろされた完全新作です。
これまでのエレファントカシマシのイメージと一味違う、パンキッシュな作品です。
実はエレファントカシマシとドラマの原作には深い関係があるのです。
運命的とも思える二者の繋がりについて紹介します!
エレカシと『宮本から君へ』の関係とは?
まずは『宮本から君へ』のあらすじを紹介します。
宮本浩
作中では東京都千代田区飯田橋に所在する文具メーカー・マルキタの営業部員。24歳。
最初は人生の方向性が定まらず、何をしても失敗していた。
やがて、先輩の神保と営業をするようになってからは何事にもがむしゃらに立ち向かっていくようになる。
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/宮本から君へ
名前がそっくり!?
主人公の名前でもうお気づきでしょう。ボーカル・宮本浩次と名前がそっくり!
それもそのはず、主人公はエレカシ宮本にちなんで名付けられたのでした。
原作者の新井英樹がエレファントカシマシの大ファンであるためですが、この漫画は1990年に連載が始まりました。
エレファントカシマシがブレイクするきっかけになった『悲しみの果て』がリリースされたのは1996年です。
バンドがブレイクする前から注目していたとは、新井英樹は相当コアなファンですね!
ドラマ仕様のMV
痛快なパンクロックが炸裂!
『Easy Go』が収録予定の最新アルバム『Wake Up』の発売に先立ち、ドラマ仕様のMVが公開されました。
既存の楽曲にはあまりなかったメロディアスな音が特徴的です。
今までもパンク路線の作品はありましたが『Easy Go』はさらにパンク色の濃い作品です。
ここ数年の中で最も勢いと疾走感にあふれた楽曲ではないでしょうか。
熱量が炸裂した歌声と、主演・池松壮亮のエネルギッシュな動きが見事にシンクロしています。
登場人物に注目
MVでは池松壮亮が縦横無尽に暴れまくっています。
吠えまくったり逆立ちしてみたり、文字通りやりたい放題の大暴れです。
心なしか若かりし日のエレカシ宮本に風貌が似ているような気もします。
主人公の名前の由来はもちろんご存知でしょうから、意識した役作りをしたのかもしれません!
そして画面の右端に見切れている謎の老人。
エキストラなのか居合わせただけなのか、挙動に深い闇を感じます……。