【ふれあうだけで ～Always with you～/三浦大知】歌詞の意味とは？温かく包む想いに迫る

優しいピアノの音色に続いて、唯一無二ともいわれる三浦大知さんのボーカルが始まります。

まず、手を伸ばして触れたいのはあなたの頬だとわかるでしょう。

なぜ頬に触れたいか？というと、あなたの心を感じることができるから……というわけですね。

相手の心を思いやるという深い愛情が込められた歌であることが冒頭から読み取れます。

愛する相手の心を思いやるという行為は、非常に精神的なことだと言えるでしょう。

好き、愛している、そう思うからこそ、寄り添いたいのは相手の心というわけですね。

ただし愛情表現には様々なかたちがあるはずです。

女性は男性に対して「愛している」と言葉にしてくれないと、伝わらないとダダをこねがち。

ところが男性にしてみると「愛している」なんて言葉は恥ずかしくて言いにくいかもしれません。

あるいは男女の愛だけでなく、家族愛、親子愛など多様な愛が存在するでしょう。

そうした深い愛情を表すのにぴったりなのが触れ合い。

まるで魔法のように、触れ合うだけで相手の心を感じ、愛が伝わるということですね。

三浦大知さんは2015年1月に結婚を発表、2016年12月には男の子のパパになっておられます。

しかし「ふれあうだけで ～Always with you～」がリリースされたのは2014年12月でした。

つまり結果的には結婚直前、そしてパパになる前にこの歌を歌っていたことになります。

ただ歌詞に登場する「あなた」は恋愛相手の女性というより、ママや子どものようなイメージ。

温もりをシェアする存在ということから、深く大きな愛情についての歌と解釈できるでしょう。

さらに、お互いを温かく包み合う想いが永遠に続くように願っています。

歌詞に登場する「あなた」が恋愛相手でも、結婚を意識するような存在だとわかるでしょう。

触れ合うことで心と心を感じ合い、すべてを共有しながら生きていこう！という想い。

永遠の愛を誓う、プロポーズにぴったりの歌にもなっているような気がしてきました。

おばあちゃんの知恵袋のような「手あて」とか、「ちちんぷいぷい」といったおまじない……。

根拠はありませんが、母性のような愛情によって心が癒される現象は存在するかもしれません。

胸に手をあてるだけで、聞こえるような気がする声。

まるで以心伝心ですね。

触れ合いによって心が通じ合うという愛情。これは母性といえるでしょう。

歌っている三浦大知さんは男性ですが、それでも母性のような深く大きな愛情を感じます。