BAND-MAIDの代名詞となりつつある「Choose me」
「Choose me」はBAND-MAIDのメジャー2ndシングルかつ初両面A面シングル「Daydreaming / Choose me」に収録。
2017年7月19日にリリースされました。
BAND-MAID初のバラード曲「Daydreaming」に対し、激しくロックな「Choose me」。
二面性を持つシングルといえます。
今までBAND-MAIDのファンでなかった人も一気に世界観に引き込む力強さを感じさせるメロディです。
曲名に込められた意味は!?そこに描かれた女の子像
曲名は「Choose me」。
つまり、直訳すると「私を選んで」。
かなり強気な女の子のイメージが浮かぶのではないでしょうか。
下記でご紹介しているリンクのインタビューでも、どんなイメージで作った楽曲なのかが語られています。
気になる方はぜひチェックをしてみてください!
【インタビュー】BAND-MAID、真逆の恋愛スタイルに込めた女のコの強さ(3ページ目) | BARKS
今年はついに大型の夏フェスにも出演。キュートなメイド服姿と骨太な演奏のギャップで海外のみならず、本国、日本でも注目度が高まってきているBAND-MAID。ダブルA面となった最新シングルに収録されている「Daydre...(3ページ目)
これから解説していく歌詞の中でも、好きな気持ちを素直に表現できない女の子の気持ちが描かれています。
「分かる分かる…!」と女性ならうなずきたくなるでしょう。
男性なら「Choose me」を聴き込んでこの女性の不器用さを、ぜひとも感じてみてください。
赤裸々に描かれた女の子の気持ちが、聴けば聴くほどいとおしくなる楽曲なのです。
歌詞を解説!ポイントは「愛」の形
ではここからは早速、気になる歌詞をみていきましょう。
まずは一番印象に残るサビの部分から!
「愛」に込められた意味
愛こそはね 目に見えない幻想
愛あるなら 全て曝け出して
愛してると 胸に刻み込んで
捧げる never ever
出典: Choose me/作詞:Miku Kobato 作曲:BAND-MAID
全部で4回登場するこのサビ。
この楽曲で一番伝えたい部分ということなのでしょう。
歌詞を見てみると、3度「愛」という言葉が登場します。
この楽曲まで、意識的に「愛」という言葉は避けてきたことが下記のインタビューで語られています。
【インタビュー】BAND-MAID、真逆の恋愛スタイルに込めた女のコの強さ | BARKS
今年はついに大型の夏フェスにも出演。キュートなメイド服姿と骨太な演奏のギャップで海外のみならず、本国、日本でも注目度が高まってきているBAND-MAID。ダブルA面となった最新シングルに収録されている「Daydre...
そもそもメイド×ハードロックというコンセプトの中で活動しているBAND-MAIDにとって、「愛」は使いづらい言葉です。
メイドはご主人様やお嬢様に対して、奉仕する立場だからです。
「愛」という言葉は、やはり受け手への安心感が無いとなかなか使えないもの。
インタビューの小鳩さんの言葉からは、BAND-MAIDの成長やこれからを見据え、「もう大丈夫なんだ」という想いが汲み取れます。
それにしても出だしの歌詞、とても切ないですね。
不器用な女の子が愛を信じながらも思わずそう言ってしまう、逆説的な表現が刺さります。
サビを際立たせている歌詞
サビの「愛」の部分を際立たせているのが、サビ前のフレーズです。
大きな役割を担っている2箇所のフレーズをそれぞれ詳しく見ていきます。