共にいる日常

瞬きもせずにお前と見ていたい
ねぇ、どんな風景を次は見ようか?
他愛ない話しもいいだろう
特別な事かな? お前と生きたいと思うのは
傷ついたとしても 分け合えるモノもあるよ
それが、君と俺のWinding road

出典: Winding Road /作詞:MOMIKEN 作曲:UZ

同じ景色を見られるこの瞬間を噛みしめていたい、そんな思いが感じられます。

いろんな場所に行って、いろんな思い出を作ろうという彼女へのメッセージです。

特別何かをするでもなく、ただ隣でくだらない話をするだけでいい、同じ時を分かち合いたい。

君と人生を共に歩みたいと強く思う気持ちが伝わってきます。

その感情は当たり前に主人公に沸き上がったものでした。

彼女と一緒にいることが当たり前である。主人公は当然のようにそう思えるのです。

もしもこの先辛いことがあっても、隣にいれば分かちあえます。

悲しみは半分に、そして自分の幸せを与えることができるのです。

これから先の未来をそうやって共に生きていく。

それが自分たちの人生なのだと主人公は力強く告げるのです。

鮮やかな思い出

春夏秋冬

Ah 季節がまためぐる
春のサクラ 夏の海辺 秋の紅葉 冬の雪に染まる ふたり

出典: Winding Road /作詞:MOMIKEN 作曲:UZ

美しい四季の情緒が描かれてゆきます。

春夏秋冬の色鮮やかな景色を二人で一緒に分け合っている光景が目に浮かぶようです。

これまで二人が目にしてきた思い出の風景でしょう。

そのようにして、二人一緒にいる季節を過ごしてきたのですね。

歌は過去だけではなく、未来も感じさせます。

何年も何年も、隣に互いの存在を感じながら巡る季節を眺めて、年を重ねてゆく。

そんな未来がずっと続いていくことを予感させます。

一つの道

瞬きもせずに この先を一緒に見たい
ぶつかったとしても 深まっていけるよ
君と俺の前にあるWinding road

出典: Winding Road /作詞:MOMIKEN 作曲:UZ

君と一緒に未来を生きていきたい。そんな思いが伝わるようです。

君といる瞬間を大切にしたい。

何度か同じように始まる歌詞が出てきていますが、曲が進むごとに少しずつ変化しています。

「お前を」、「お前と」、「一緒に」。

はじめは主人公の視界に映っていた君の存在が、次第に主人公と同じ視点で描かれるようになるのです。

二人の距離が近づき、見据える未来、歩んでゆく道が同じになっていくことを巧みに表現しています。

そんな二人に怖いものはありません。

問題が起きたとしてもそれをバネに、より強固な関係となっていくのです。

歌詞にしっかりと描かれる二人の絆が、その言葉をより強く印象づけます。

永遠の愛

そう 瞬きもせずに お前だけを見ていたい
君がいるから俺は俺でいれるよ
甘えとかそういうのじゃなくて
単純な理由だよ お前が愛しいんだ
歩幅をあわせて、つまづいたら抱き寄せて

君と俺が歩いていくWinding road

出典: Winding Road /作詞:MOMIKEN 作曲:UZ

最後のサビでは改めて、君だけを見つめていたいという主人公の視点に立ち戻ります。

どんなに先の未来を見据えていても、隣にいる君が一番大切という気持ちを表現しているのですね。

欠けてしまえば自分が自分でなくなる。

そう言い切れるほど、君の存在は主人公にとってかけがえのない大きなものです。

彼女を愛しく思う気持ちが主人公を形作っているといえるでしょう。

これからの未来もずっと、共に気遣い寄り添い、支え合って生きていく。

君を思う強く真っ直ぐな主人公の気持ちがひしひしと伝わってきます。

一緒に未来を歩んでゆく二人の絆が永遠のものである。

そんな確信を抱かせてくれますね。

愛を伝える

男女の愛

主人公の視点を通して、一組の男女の深い絆が描かれていました。

一人にひとつ与えられる、目の前に続く果てしない道。それが人生です。

ぐねぐねとカーブを描き、その先に何が待っているのかは進んでみなければ分かりません。

道を進む中で、大きな転機と言える出会いが待ち受けています。

それによって、一本ずつあったそれぞれの道が重なり、やがて一つの同じ道を形作っていくのです。

同じ人生を分かち合い共に歩んでゆく、結婚という大きな転機ですね。

この歌は彼女への永遠の愛を歌うプロポーズなのです。

何があっても二人の愛を揺るがすことはできません。

問題を越えることで、愛はより深まってゆきます。

先の見えない道であっても、一緒であれば怖くはない。続く道をどこまでも歩んで行けるのです。

二人が進む道の先、それは希望に満ちた未来があるのでしょう。

バンドへの愛