大原櫻子の「マイフェイバリットジュエル」とは?

「マイフェイバリットジュエル」は、大原櫻子の2017年8月9日に発売された7作目のシングルです。

「マイ フェイバリット ジュエルMusic Video」のDVDがついた初回限定盤Aと、「CONCERT TOUR 2016 ~CARVIVAL~」番外編のDVDがついた初回限定盤B、通常盤の3形態で発売されました。

秦基博が手がけた楽曲ということでも話題になったこの楽曲

どうしてこの二人がコラボレーションすることになったのか?

その経緯を調べてみました。

大原櫻子は前から秦基博のファンだった!?

【マイフェイバリットジュエル/大原櫻子】作詞・作曲をしたのは秦基博!?その経緯とは!?歌詞・PVありの画像

実は大原櫻子は以前から秦基博のファンであることを公言していたんです。

そして、音楽番組などでの交流から、楽曲提供の話が出たそうです。

歌詞のワードチョイスといい、曲調といい、大原櫻子らしい一曲となっていて本人も入りやすかったという「マイ フェイバリット ジュエル」ですが、

理解があり、交流のある秦基博だったから生み出せた曲なのでしょう。

大原櫻子「マイフェイバリットジュエル」の歌詞を解釈!

小さい幸せを大きな幸せに感じられる瞬間をテーマにした楽曲の「マイフェイバリットジュエル」。

日常の風景の描写から入って、繰り返しの毎日の中から自分だけの宝物を見つけるという広がりを見せる歌詞に、きっと共感するはずですよ。

それでは早速歌詞を見ていきましょう。

何気ない景色に隠れてる特別が自分にとって大事なもの!

買ったばかりの靴
髪を揺らす風
散歩している犬
ずっと繰り返し 聴いてる歌

雨上がりの匂い
雫纏う花
昨日観た映画
君から不意に届いたメッセージ

何気ない景色に 特別は隠れてる
他の誰にも気づけない大事なもの

出典: https://www.youtube.com/watch?v=cszwps5zrXI

「買ったばかりの靴」、「髪を揺らす風」はきっと清々しい気持ちにさせるもの、「散歩している犬」は少し気持ちが軽くなるような景色、
そして「ずっと繰り返し」聴きたくなるような「歌」は自分が求めているものに出会えた喜びを表しているのでしょう。
また、「雨上がりの匂い 雫纏う花」は美しいと思った景色、「昨日観た映画」は面白いと思ったもの、そして「君から不意に届いたメッセージ」は嬉しいサプライズ。
しかし、それぞれ自身に意味はなく、どれも自分が気づいて、ポジティブな感情を抱いたからこそ、自分の中に残るものとなったのです。
そんなメッセージが凝縮された歌詞がその後の歌詞で、「何気ない景色に 特別は隠れて」いて、「他の誰にも気づけない大事なもの」ということですね。

現代だからこそ難しいけど...自分だけの価値観で幸せを見つけたい!

真夏に降る日射しを集めて
光り輝くジュエルのように
わたしだけのきらめき見つけたい
そう わたしだけの幸せがあるから

出典: https://www.youtube.com/watch?v=cszwps5zrXI

「わたしだけのきらめき」とは「わたしだけの幸せ」そのものです。

そんな、「真夏に降る日射し」のように眩しい、「光り輝くジュエル」は、自分にとってきらめいて見えるものであって、それは他人がどう感じようが関係のないもの。

つまり、誰のものでもない、自分だけの「幸せ」を日々の中で見つけ、集めていきたいと言っているのですね。

現代において、自分がどんなにいいと思っても、SNSでの他人の評価が気になったりと、なかなか自分だけの価値観で幸せを見つけるのが難しいですよね。

ただ、他の人の判断も取り入れて、決断を下す必要があることも勿論あるかもしれませんが、

自分が心の中でこっそり幸せに感じることに関しては、誰かに迷惑をかけない限りは自由ですよね。

当たり前ですが日々の中で忘れている、心の中の喜びまで誰かに縛られる必要はないということに気づかせてくれる歌詞ですね。

自分の元気も、自分のお気に入りも、自分で守る!

鏡うつる顔
少し疲れてない?
週末はまだ遠い
負けるなわたしいい聞かせた

流行りはあんまり
関係がないの
おきにいりだけ入れておく秘密の箱

出典: https://twitter.com/sidVSi7ZX7kXPul/status/899626402818924544

まだまだこの一週間を頑張らないといけないのに、鏡に映る自分は疲れた顔。

そんな時は「負けるなわたし」と自分に言い聞かせるのです。

また、「流行りはあんまり関係がない」「おきにいりだけ入れておく秘密の箱」という歌詞は、心の中に宝箱のようなものを持っておいて、自分の感性の赴くままに、いいと思ったものを留めておこうと言っている歌詞ですね。

つまりこの部分の歌詞が伝えたいのは、自分の元気も、いいと思ったものも、自分で守るしかないということではないでしょうか。

誰かと共有することも心にとっては大切なことですが、自分の気持ちや感性を大切にしなければ、気づいた時には自分を見失っているなんてこともあるものです。

自分だけの「幸せ」を見つけるために、日頃からそれらを大切にしようと言っているのですね。