インディーズ時代の楽曲「ウ・キ・ウ・キ★ミッドナイト」
「ヘドバンギャー!!」のカップリング曲
J-POPとメタルを融合したアイドルとして、国内外問わず人気を集めるBABYMETAL。
今回はインディーズ2枚目のシングル「ウ・キ・ウ・キ★ミッドナイト」を紹介していきます。
タイトル曲として「ヘドバンギャー!!」のカップリングとして発売されたシングル。
インディーズでありながらBABYMETALの魅力を感じることができます。
編曲には、ゆよゆっぺが参加しており、これだけでもファンは心動かされるのではないでしょうか。
「ド・キ・ド・キ☆モーニング」の続編!?
タイトルに注目!!
「ウ・キ・ウ・キ★ミッドナイト」というタイトルに注目です。
既にご存知の方も居ると思いますが、対照的なタイトルの楽曲が発売されています。
それはBABYMETALが発足する前に発売されていた「ド・キ・ド・キ☆モーニング」です。
オノマトペから始まり、深夜を表す英語が入っている楽曲。
タイトルからして「ド・キ・ド・キ☆モーニング」の続編的な内容と考えられます。
どちらも女子という歌詞が盛り込まれ、女の子という点にフォーカスしている楽曲です。
この「ド・キ・ド・キ☆モーニング」を知っていることで解釈がしやすいと思います。
それでは「ウ・キ・ウ・キ★ミッドナイト」の歌詞を見ていきましょう。
「ウ・キ・ウ・キ★ミッドナイト」の歌詞を解説
パーティーが楽しみな乙女心を描いた歌詞
電気を消して 元気をチャージ
こりゃ始まるよ ウ・キ・ウ・キ★ミッドナイト
そろそろ本気と書いて 「マジ!」
アゲポよーで ピカピカ☆ミラーボール
出典: ウ・キ・ウ・キ★ミッドナイト/作詞:RYU-METAL・FUJIMETAL・中田カオス 作曲:TEAM-K
楽曲の始まりから寝る準備を始め、これから楽曲名へと続く歌詞。
それにしても「ウ・キ・ウ・キ★ミッドナイト」というタイトルは語感が良いです。
どんな意味をもつのか気になる言葉でありながら、キャッチーな印象。
歌詞の内容もパーティー感と気持ちを高めていくことに終始しています。
”アゲポよ”とはテンションが上がっているときに使う言葉ですが、最早、死語かもしれません。
ある意味大きく時代が反映されている歌詞と捉えて良いでしょう。
随所に散りばめられる輝きやお茶目な要素が強い歌詞によって一気にパーティー感が上がります。
おしとやかではなく、パリピのような印象を与える言葉が多く使われていることが特徴的です。
それだけ本気で楽しみたいパーティーなのでしょう。
現実と理想を対照的に描く
ゲソ!ゲソ!イカゲソが食べたい!
あたしはスルメ派なーの!
やだ!やだ!おじちゃんみたい!
キャワイイお菓子にしようYO!
出典: ウ・キ・ウ・キ★ミッドナイト/作詞:RYU-METAL・FUJIMETAL・中田カオス 作曲:TEAM-K
冒頭のサビが終わると、いきなりイカゲソの話が始まります。
思わず笑ってしまいますが、これは現実の女の子を描いているのでしょう。
女の子のパーティーだから可愛いお菓子ばかりを食べるというのは想像の世界。
現実は、女の子でも珍味は食べるし、むしろ好きな子も多いです。
しかし、今回の主役は年頃の女の子。
開き直るのではなく、可愛いお菓子にしようというわけです。
女の子の心情を上手に表現した可愛らしい歌詞という印象を感じます。
いよいよ始まるパーティーの時間!
少年少女よ!
お菓子と夢いっぱい詰めて
いま 集まれ!
アタシん家 パーリナイッ!!
出典: ウ・キ・ウ・キ★ミッドナイト/作詞:RYU-METAL・FUJIMETAL・中田カオス 作曲:TEAM-K