メジャーデビュー5周年記念3週連続リリース第1弾シングル
カップリングに『マリアの爪痕』のライブバージョンが収録され2曲構成のシングルです。
しかしながら驚くべきは、当時サンキューセールスとして390円という破格で発売されたということ。
ほとんど利益がないという公式コメントが残るほどで、この名曲がこの値段で!?と驚く人が続出しました。
そしてこのシングルがリリースされた時期はJanne Da Arcのデビュー5周年year。
それを記念して3週連続という攻めのリリースを行い、その第1弾がこの『DOLLS』だったのです。
作詞作曲はボーカルのyasuさん。
曲のテーマは「別れた男女2人が大切なものを失って人形のようになってしまった」であると語っています。
アコースティックギターのバッキングから始まり、切ないコーラスと叙情的なエレキギターが涙を誘う1曲。
後半に畳み掛けるように繰り返すサビの部分の歌詞が下記になります。
「私じゃダメなの?」
「もう好きじゃないの?」強い君が震えてた
「二度と逢えないの?」
「なにも言わないの?」君は涙こらえながら
「どこも行かないで・・」
「ひとりにしないで・・」しがみついて君が泣いた
君を見れなくて
息も出来なくて 初めて悲しいKISSをした
「立ち止まらないで・・」
「振りかえらないで・・」泣きながら君が笑った
砂浜に書いた
二人の名前は 静かに波にさらわれた・・・
出典: DOLLS/作詞:yasu 作曲:yasu
女性の叫びがそのまま歌詞になっており、畳み掛けることで緊張感と切なさを煽ります。
曲全体を通して切ない思いが埋め尽くしており、yasuさんの澄んだ声と重なり心を締め付けるのです。
というわけでこの曲を第2位とさせていただきます!
そして堂々の第1位の発表とまいりましょう!
第1位:桜
メジャー1stアルバム『D.N.A』に収録された隠れた名曲
そして堂々の第1位を獲得したのがこの曲!
2000年にリリースされたメジャー1stアルバム『D.N.A』に収録された『桜』です!
ボーカルのyasuさん作詞、ベースのka-yuさん作曲による実話をベースにした切ない楽曲。
失恋をテーマに、ミディアムテンポに乗せて切ない歌詞が舞い踊る様子はまさに桜そのもの。
どことなく和のテイストを感じさせつつ、日本人が桜に持つ儚いイメージを表現しています。
しかしながら、単に失恋の喪失感を歌うのではなく、前向きな印象を与えてくれるところがポイントです。
切なくて儚くも物悲しい感情の中にある、それらを背負って前に進もうとする懸命さが感じられるところ。
これがこの曲最大の魅力となっています。
そんな理由から、このランキングの堂々第1位とさせていただきました!
まとめ
人の心の内側をえぐるように表現するJanne Da Arcの世界観は解散した今もリスナーを惹きつけ続けています。
世に送り出した楽曲たちは残り続け、新たなファンを獲得していくことでしょう。
このランキングをキッカケに、少しでも興味が湧いた方がいましたら是非音源を手にとってご覧ください!
【ご紹介】1位に輝いた『桜』について
Janne Da Arc【桜】歌詞の意味を考察!約束の言葉って?本当はどんな春を迎えるはずだった? - 音楽メディアOTOKAKE(オトカケ)
咲き乱れる桜の季節に思い出す大切な人の存在。けれどその人とはもう会うことができない…そんな切ない物語を疾走感のあるメロディに乗せた前向きなバラード『桜』。そんな深い物語の歌詞について考察していきます!
無料で音楽聴き放題サービスに入会しよう!
今なら話題の音楽聴き放題サービスが無料で体験可能、ぜひ入会してみてね