星野源とは
俳優・文筆家・ミュージシャンとさまざまな顔を持つ星野源。
TVドラマ「逃げるが恥だが役に立つ」で、彼を知ったという方も多いのではないでしょうか。主題歌の「恋」も大ヒットしましたね。
彼は「SAKEROCK」というインストバンドのリーダーとして、ギター・マリンバなどを担当していました。残念ながら、SAKEROCKは2015年6月に解散しています。
その活動と並行して、今回紹介する「ばかのうた」で2010年にソロデビューを果たしています。
「ばかのうた」について
まず、「ばかのうた」の収録曲や発売日といった基本情報について紹介します。
2010年6月発売の1stアルバム
「ばかのうた」は、2010年6月発売の星野源の1stアルバムです。細野晴臣のレーベル「デイジーワールド」からリリースされています。
もともと、歌う事に興味は持っていたそうですが、声にコンプレックスがあったと彼は語っています。
そんな時に、細野晴臣のデイジーワールドから「出しませんか」と声をかけられたことで、ソロ作品を出す決意をしたそうです。
星野源は、細野晴臣のファンであることを公言しています。そんな憧れるアーティストに背中を押されたことで勇気が出たのだと思います。
素朴な雰囲気がありながらしっかりと作りこまれており、星野源の世界観を存分に楽しめる素晴らしいアルバムに仕上がっています。歌う事をためらっていたとは思えません。
このアルバムは、数多くの音楽を聴いてきたCDショップの店員が選ぶCDショップ大賞の第3回で入選した作品でもあります。
収録曲について
「ばかのうた」に収録されている曲は、全部で15曲です。
はじめて星野源を聴くという方には、リードトラックの「くせのうた」、SAKEROCKでも演奏した「穴を掘る」、星野源の歌詞の世界が楽しめる「ばらばら」、タイトル曲の「ばかのうた」をまず聴いていただきたいです。
1 ばらばら
2 グー
3 キッチン
4 茶碗
5 デイジーお味噌汁(Instrumental)
6 夜中唄
7 老夫婦
8 くせのうた
9 兄妹
10 子供
11 さようならのうみ(Instrumental)
12 穴を掘る
13 ただいま
14 ひらめき
15 ばかのうた
出典: https://www.amazon.co.jp/%E3%81%B0%E3%81%8B%E3%81%AE%E3%81%86%E3%81%9F-%E6%98%9F%E9%87%8E-%E6%BA%90/dp/B00ZJINLVI/ref=sr_1_2?ie=UTF8&qid=1508999743&sr=8-2&keywords=%E3%81%B0%E3%81%8B%E3%81%AE%E3%81%86%E3%81%9F
「ばかのうた」収録曲を徹底紹介
それでは、収録されている曲を1曲ずつ解説していきます。動画があるものは合わせて紹介しますので、ぜひ聴いてみてくださいね。
1:ばらばら
世界はひとつじゃない ああ そのまま ばらばらのまま
世界はひとつになれない そのまま どこかにいこう
出典: https://twitter.com/Hoshino_G_NoUta/status/923163517909393408
おだやかなリズムで、流れるような心地よさがあるおすすめの曲です。星野源ならではの言葉選びが光っています。
人それぞれ違う価値観や考えを持っていて、それが1つになるなんてことはないと思います。それは、悲しい事ではなく、それぞれのあり方を大切にすれば良いだけなのです。
2:グー
夢を見た日の寝起きの顔 ぶちゃむくれているけれど好きなの
ファンデーションより すごいまつげより
グーグーグーグーグーグーグー 寝た後の顔がいい
出典: https://twitter.com/Hoshino_G_NoUta/status/920088495527514112