1970年代ロックの錬金術
イーグルスとは
イーグルス(英語: The Eagles /íːglz/「イーグルズ」)は、1971年にデビューしたアメリカのロック・バンド。アメリカ西海岸を拠点に活動しながら世界的人気を誇り、トータルセールスは2億枚を超える。
主な代表曲は、「テイク・イット・イージー」「ならず者」「呪われた夜」「ホテル・カリフォルニア」など。
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/イーグルス
イーグルスには沢山のヒット曲がありますがボーカルで曲の雰囲気も変わるようです。
1977年に発表された「Hotel California」。
ドン・ヘンリーの少し細くかすれた声とツインギターの美しい旋律がこの曲を引き立てています。
一度引き込まれたら中々抜け出せない魅惑の曲です。
「ホテル・カリフォルニア」と「天国への階段」
1970年代は多種多様なロックが世界中に花開いた時代です。
なかでも、イーグルスの「ホテル・カリフォルニア」とレッド・ツェッペリンの「天国への階段」といえば。
70年代の双璧をなす名曲ではないでしょうか。
この2曲は、大衆的な憂いをおびた旋律で商業的に大成功を収めたところも似ています。
ツェッペリンの曲は後ほど紹介しますので。
今回は「ホテル・カリフォルニア」について考察していきたいと思います。
「ホテル・カリフォルニア」は楽園だったのか?
最初にこの曲の歌詞をざっと読んでみました。
簡単に訳してしまうと「ジャンキーの集まる退廃的なホテルでの出来事」のようなことになってしまいます。
これではあまりにも想像力を欠き名曲には似合いません。
これだけ有名な曲ですと、様々な憶測が飛びかい解釈も色々あるようですが。
今回はファンタジーの世界として楽しんでみてください。
直訳でないところもありますが、まずは全体の和訳をどうぞ!
歌詞和訳
ようこそ「ホテル・カリフォルニア」へ
On a dark desert highway,cool wind in my hair
Warm smell of colitis,rising up through the air
Up ahead in the distance, I saw a shimmering light
My head grew heavy and my sight grew dim
I had to stop for the night.
出典: Hotel California/作詞:Donald Hugh Henly,Glenn Lewis Frey 作曲:Don Felder
暗い砂漠のハイウェイ、冷たい風が僕の髪をなでる
コリタスの心地良い匂いが立ち込めて
僕の頭は重く、視界もぼんやりしたまま
夜に包まれていた
遠くに見える、かすかな灯りに導かれるように
この場所にたどり着く
There she stood in the doorway,
I heard the mission bell
And I was thinking to myself
‘This could be heaven or this could be Hell’
出典: Hotel California/作詞:Donald Hugh Henly,Glenn Lewis Frey 作曲:Don Felder
入り口に立つ彼女は、神聖な鐘の音と共に僕を出迎える
僕はふと思った
"ここは天国なのか、地獄なのか"
Then she lit up a candle and she showed me the way
There were voices down the corridor
I thought I heard them say
Welcome to the Hotel California
Such a lovely place (such a lovely place)
Such a lovely face.
出典: Hotel California/作詞:Donald Hugh Henly,Glenn Lewis Frey 作曲:Don Felder
そうするうちに彼女はキャンドルを手に持ち僕の道案内をする
狭い通路を抜けるとざわめきが聞こえる
そして彼らは僕に話かけてくるようだった
ホテル・カリフォルニアへようこそ
ここは愛すべき場所
愛すべき人達