NEWSというグループ
日本が誇るアイドルグループ
NEWSは、6人体制でデビューしたアイドルグループで、ジャニーズが誇る人気アティーストとしてその地位を確立しました。
それぞれが歌手活動以外にもバラエティ番組への出演やキャスターとして、活躍していることをご存知の方も多いでしょう。
明るいキャラクターでファンを獲得し、いまや日本を背負うアイドルグループのひとつとして成長を続けています。
6人から4人体制へ
そんなNEWSにも時の流れとともに変化が訪れます。6人だったメンバーでしたが相次ぐ脱退で4人体制となってしまいます。
当時関ジャニ∞とNEWSの掛け持ちだった錦戸亮、そして俳優としても活躍する山下智久という二人の柱を失うことに。
自分の道を進むべく決断をした二人を、メンバーはただ見送るしか出来ませんでした。
そしてたとえ4人になってもNEWSを盛り上げていこう!という彼らの想いそして4人で再スタートするという不安や戸惑い、未来への決意もすべてこの「フルスイング」に込められているのです。
たくさんのものが込められた「フルスイング」
新生NEWSを語るうえでも重要な楽曲
初めてこの楽曲を披露したのは日本テレビ系音楽番組THE MUSIC DAY 夏のはじまり。
新生NEWSを語る上で決して外せない1曲となっています。
新たな1歩を踏み出した記念すべきこの「フルスイング」には、それぞれの想いのすべてや新たな歩みへの決意が語られているのです。
驚くほど自分たちの感情と合致した歌詞が戸惑う自分たちの背中を押してくれたといいます。
この楽曲は4人で再出発した彼らにとって、とても重要な存在であることに間違いありません。
ストレートに伝わるメンバーの想いに涙
この曲を聴いて涙を流したのはメンバーだけではありません。彼らの想いがストレートに伝わる歌詞にファンなら誰もが胸を詰まらせたことでしょう。
聞かなければ分からなかった心の中の舞台裏にはそんな想いがあったとは…。
それでも彼らは前を向いて4人で歩んでいこうと決めたのです。
彼らには彼らにしか分からない情というものもあると思いますが、その想いはファンも同じです。
ずっと見守り続けてきたファンにとって、メンバーが居なくなってしまうことは同じように辛く悲しいものであることに違いありません。
そしてこの先一生懸命に頑張る4人を後押しする声は決してやむことはないでしょう。
「フルスイング」をカップリングにした理由
「フルスイング」は当初、シングルでの発売を予定していました。
しかし、「フルスイング」だとみんなの気持ちが暗く悲しくなってしまうのではないか、あまりにも自分たちの気持ちを全面に出しすぎるのではないかと考えたのです。
新生NEWSとしてスタートを切るにはPOPな「チャンカパーナ」を前、「フルスイング」を裏にしようとしたんですね。
確かに新たなスタートに「フルスイング」は重く悲しいイメージになってしまいます。
前を向いていくために「チャンカパーナ」とカップリングにしたのはそんな理由もあったんですね。
再出発に戸惑いを隠せなかった。
「フルスイング」の歌詞が語るもの
二度と戻ることのない 日々を憂うより 少しでも少しでも 明日を願おう
出典: フルスイング/作詞:ヒロイズム 作曲:ヒロイズム
もう6人で活動することはできないのだから後ろを振り返らず明日から4人で精一杯頑張っていこうという、彼らの思いがひしひしと伝わってくる一節ですね。
ただ4人という体制に不安がないわけではなかったでしょう。
まるでその不安を「願い」という形で語られているかのようです。
見えない明日だとしても
走り出していく
滴る汗さえ気にもしないで
出典: フルスイング/作詞:ヒロイズム 作曲:ヒロイズム