アニメ「宇宙戦艦ヤマト」
1970年代のSFアニメ
「宇宙戦艦ヤマト」は1974年にスタートしたアニメ作品です。
太平洋戦争時に実在した戦艦大和が宇宙船となるという設定でした。
日本人の心を象徴する言葉「大和」を冠しながら沈没した船が活躍する。
そんな設定だけで当時ざわついたように思います。
ただし当時はまだ日本のアニメは一般的には「お子様向け」でした。
そんなこともあり、放映時の視聴率はイマイチだったようです。
当初は同時間帯に放送されていた『アルプスの少女ハイジ』『フランダースの犬』(フジテレビ)、『猿の軍団』(TBS)などの影響もあって視聴率が低迷。本来の予定回数から短縮された。
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/宇宙戦艦ヤマト
リメイク作品も
よみがえれ宇宙戦艦ヤマト!希望の光を求め、銀河を超える旅立ちのときが来た!!
また2018年10月には第2作のリメイク作品「宇宙戦艦ヤマト2202愛の戦士たち」が放映されます。
シリーズ最高傑作『さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち』が装いも新たに復活!衝撃に備えろ、これが混迷の21世紀に贈る『愛の戦士たち』だ!!2018年10月5日(金)より、テレビ東京・テレビ大阪・テレビ愛知にて放送開始!
「宇宙戦艦ヤマト」のストーリー
この曲の歌詞はアニメのストーリーと密接に関係しています。
そこで第1作めのアニメのストーリーも少しチェックしていきましょう。
イスカンダルへ
西暦2199年に地球は異星人の「ガミラス帝国」による侵略を受けていました。
そして地球滅亡まであと1年に迫ってしまいました。
そのときはるか遠くにあるイスカンダルという星からメッセージが届きます。
そこには遠くの宇宙まで航行できる「波動エンジン」の設計図が入っていました。
さらに地球を救うために必要なものを取りに来るようにともありました。
そこで「戦艦大和」に「波動エンジン」を積み「宇宙戦艦ヤマト」とします。
そして地球を救うために、はるか遠くの星イスカンダルを目指すことになるのです。
カウントダウン
イスカンダルという聞いたこともない星に向かって旅をする。
そんな設定に当時ワクワクしました。
(イスカンダルというのは架空の星と知りませんでした。)
さらにドキドキしたのが、あと1年で地球が滅亡するという設定です。
毎回番組の終わりに「地球滅亡の日まで、あと○日」とカウントダウンされるのです。
子ども心に「地球、大丈夫かな」と心配しました。
また翌日の学校でも「あと○日やで、どうする?」といった会話も飛び交いました。
1年という設定はアニメの放映予定期間が1年間だったからでしょう。
しかし子どもにはそのような事情は分かっていませんでした。
そうやって、地球を救うためにはるか遠くの星に旅をする物語が繰り広げられました。