「ガイアの夜明け」エンディングテーマに抜擢!
エレファントカシマシのボーカルとして、唯一無二の存在感を放ち続けてきた宮本浩次。
音楽家生活30年を超えた彼が次に挑んだのは、なんとソロアーティストとしてのデビューでした。
今回ご紹介する楽曲は、2020年にリリースされた宮本浩次のソロデビューアルバム「宮本、独歩。」
こちらに収録された【夜明けのうた】となっています。
テレビ東京で放送のドキュメンタリー番組「ガイアの夜明け」エンディング曲にも起用されたこの曲。
多くの人々の挑戦をリアルに切り取った番組に、楽曲はどのような形で華を添えているのでしょうか。
ここからは早速、曲の歌詞を紐解いていきたいと思います。
早速歌詞を見ていこう
大きな、そして確かな情熱の歌
夢見る人 わたしはそう dreamer 明日の旅人さ
月の夜も 強い日差しの日も 歩みを止めない
忘られぬ思い出も 空のこの青さも
ぜんぶぜんぶこの胸に抱きしめたい
わたしの好きなこの世界
出典: 夜明けのうた/作詞:宮本浩次 作曲:宮本浩次
楽曲がエンディングテーマに起用された「ガイアの夜明け」。
この番組は、誰かが日々情熱を注ぎながら何かを成し遂げようとする様を追ったドキュメンタリーです。
日本一美味しいヨーグルトを製造するべく試行錯誤を重ねる酪農家。
過疎化の進む市町村の地域活性化の為、町おこしに奮闘するプランナー。
我が国が誇る緻密な技術で作った食器を、世界中のスタンダードにするべく奮起する企業。
みな一様に、それぞれが掲げる夢を実現させる為に、熱意を持って働いています。
そんな情熱を持って生き続ける人々を応援する曲。
それがまさにこの【夜明けのうた】なのでしょう。
夢に向かって進む歩みを、1日たりとも、一瞬たりとも止めることなく。
転んでも、大きな壁にぶつかっても、出口の見えない闇に向かったとしても。
彼らは、今日この瞬間も歩き続けているのです。
これまでの自分たちが歩んできた日々は、全て間違いではなかったと信じて。
自分の進むこの道が、描いた夢に繋がっていると信じて。
もし負けそうになったとしても
時に悲しみに打ちひしがれて
ふと忘れたふりしてた涙が 頬をつたうよ
でも町に風が吹き 明日がわたしを誘いに来る
ああ ようこそこの町へ わたしの住む町へ
出典: 夜明けのうた/作詞:宮本浩次 作曲:宮本浩次
ですが、夢に向かって歩む道のりは決して平坦なものではありません。
夢や目標に向かって進む経験を持つ皆さんは、きっとその辛さを知っているはずでしょう。
大きな失敗を目の前にした時、途方もなく大きな障害にぶつかった時。
自分の非力さに、思わず流れる悔し涙。
これ以上はもう進めないかもしれない。
ふとそんな思いが頭をよぎる事もあるのです。
その時は、顔を上げて周囲を見渡してみて下さい。
あなたが掲げる夢に向かって歩いているのは、あなただけではないはずです。
同じ夢に向かって協力する仲間たち、応援してくれている友人、そして家族。
周りには、あなたの味方となってくれる人々がたくさんいるはずなのですから。
辛くて苦しくて、立ち止まりそうになった時。ふと耳を澄ましてみて下さい。
夢に向かって歩み続けるこの街のどこかから、あなたを応援する声が聞こえてくるはずです。
支えてくれる人々と夜明けを迎えよう
ああ 夜明けはやってくる 悲しみの向こうに
ああ わたしも出掛けよう わたしの好きな町へ
会いにゆこう わたしの好きな人に
出典: 夜明けのうた/作詞:宮本浩次 作曲:宮本浩次
どんなに深い闇で覆われていたとしても、明けない夜はありません。
どんなに辛い苦しみに襲われていたとしても、止まない雨はありません。
あなたを襲うその悲しみの向こうには、必ず素晴らしい景色が広がっているはずです。
その景色を信じて、勇気をもって一歩を踏み出してみて下さい。
あなたの夢がどんな結末を迎えたとしても、きっと大丈夫。
ですから、みんなと一緒にもう一度夢に向かう情熱を取り戻しましょう。
周りの人々の顔を思い出してみて下さい。
きっとみんな、笑顔であなたを支えてくれていますから。
夢に向かって進む中での、たくさんの出会い
夢に向かって歩む中で出会うものとは…
夢見る人 わたしはそう dreamer 明日の旅人さ
悲しいときもうれしいときでも 歩みを止めない ああ
出典: 夜明けのうた/作詞:宮本浩次 作曲:宮本浩次