Creepy Nuts【食べたその日から by Creepy Nuts】MVの意味を徹底解説！

DJ松永さんのDJプレイは時折クローズアップされつつ、ほぼR-指定さんの背景になっています。

手元がよくわからない状態が続いたのち、ご自身が前に出てくる流れです。

ただ、R-指定さんがバキバキにラップを披露する後からついてくる感じ。

ダークグレー系のスーツ姿で手の動きもさりげなく、うなずきながら飲食店街の様子を見ています。

Creepy Nutsの2人が横に並ぶのはカップスターを食べるときです。

上記のリリックにはまだ売れない時代に食べた思い出が綴られています。

その点を踏まえると、ずるずる音を立てながらカップスターをすする姿は感慨深いでしょう。

「定番ソング」が聞こえてくると、きょろきょろ辺りを見回すDJ松永さん。

それが店内のテレビCMだとわかり、2人は何を思ったのでしょうか。

R-指定さんはここまで音楽活動を続けることができた喜びに浸っているような表情を浮かべています。

DJ松永さんは涙をこぼした過去でも思い出し、込み上げるものがあったのでしょうか。

陽気なCMソングの続きですが、エモーショナルな表情のまま終わります。

トラックもMCもパフォーマンスもディープだったCreepy Nutsの2人。

そこに鮮やかな花を添えるのが乃木坂46の3人です。

その明るさにも注目しましょう。

乃木坂46の3人が登場するのはMVの冒頭と最後のテレビCMの2か所です。

そのうちまずは冒頭のシーンを詳しくチェック！

カップスターのロゴマークが背景にあしらわれた場所で、3人は下からぴょんと出てきます。

センターは齋藤飛鳥さんでピンクのワンピース姿。

下手（左）は白石麻衣さんで青、上手（右）は遠藤さくらさんでオレンジのワンピースを着ています。

カメラが切り替わると背景のロゴマークは消えていて、代わりに増えたのがワンピースと同じ色のラインです。

3人とも黒いヒールに白い靴下を履き、歌い踊るのは「定番ソング」。

背景の3色ラインは音に合わせて動き、カップスターの星にもなります。

その星の中から飛び出すかたちで「ハッフッホッ」とポーズを決める3人。

実際にカップスターを食べてにこっと笑うのは齋藤飛鳥さんです。

最後は、巨大なカップスターのセットに腰かけ、手のダンスを披露します。

齋藤飛鳥さんがしょうゆ、白石麻衣さんがしお、遠藤さくらさんがみそ。

3色のラインは3種類の味を表現していたことがわかったところで、照明が点滅し、暗くなります。

ゆっくりとしたテンポで始まる最後のテレビCM。

画面全体に映像が広がるとテンポは元に戻り、冒頭と同じ展開になります。

照明が暗くなるという異変が起こらないまま、CMは放送されていました。

そうするとCreepy Nutsによる「その後ソング」そのものが夢か幻のような雰囲気も漂います。

これがサスペンスやホラーっぽいトラックの意図するところだったのかもしれません。

DJ松永さんの何ともいえない表情もこの辺りに原因がありそうです。

着々と活躍の場を広げながらも、言い知れぬ苦労があったのでしょう。

カップスターを食べながらCreepy Nutsの音楽活動についてもさまざまな思いを巡らせたいものです。

いかがでしたか？

「食べたその日から by Creepy Nuts」のMVはユニークかつ渾身の力作になっていましたね。

乃木坂46のファンの方がCreepy Nutsの音楽センスに気づくきっかけにもなったのではないでしょうか。

売れない時代を支えてくれたという感謝の思いが詰まったMVでした。

45周年以降もカップスターを食べ続けることで、Creepy Nutsはますます進化するでしょう。

そんなCreepy Nutsとお笑い芸人オードリーとの交流から生まれた曲といえば「よふかしのうた」。

歌詞を解説した記事がありますので、ご覧いただいてはいかがでしょうか。

2nd EPの表題曲でもある「助演男優賞」も人気曲の1つです。

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