疾走感と切なさを歌うバンド
nano.RIPE
nano.RIPEは耳に残る歌声と爽やかなメロディが特徴のロックバンドです。
彼らの楽曲はアニメタイアップも多くあり、人気アニメに欠かせない存在でもあります。
「花咲くいろは」や「のんのんびより」、「食戟のソーマ」などが代表的なタイアップ作品です。
メンバー
千葉の県立高校で同級生だったVo&G.きみコ、G.ササキジュンを主体に2004年より活動。メンバーチェンジを経て現在の2人体制となる。
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/Nano.RIPE
2010年7月23日にメジャーデビューをしたnano.RIPEですが、メジャーデビュー当初は4人で活動していました。
現在のきみコさん・ササキジュンさんの他にドラムのshinn.さん、デビュー直前に加入したベースのアベノブユキさんの4人です。
しかしshine.さんが脱退し3人体制で1年近く活動したり、2013年に青山友樹さんが加入してまた4人体制になったりした時期もあります。
そして2016年12月のワンマンライブを最後にアベノブユキさんと青山友樹さんが脱退し、今のメンバーに落ち着きました。
メンバーが入れ替わるバンドは少なくないものの、メンバー人数の変動が激しい部類のバンドであるとは言えますね。
nano.RIPEの夏を感じる人気曲
面影ワープ
nano.RIPEの最初のアニメタイアップ作品が「花咲くいろは」のプロモーションビデオに起用された「パトリシア」です。
その後「花咲くいろは」では劇場版も合わせてバンドの楽曲9曲がタイアップされています。
その中の一曲が今回紹介する「面影ワープ」です。
「面影ワープ」は2011年8月3日に5thシングルとしてリリースされ、アニメ「花咲くいろは」の後期オープニンプ主題歌に使用されています。
夏をイメージさせる曲で、バンドの楽曲の中でもテンポが早く疾走感のある曲に仕上がっています。
あっという間に過ぎ去ってしまう子供の頃の夏をついつい思い出しては、切ない気持ちになるような楽曲ですよね。
MV
そんな面影ワープのフルMVをYouTubeでは視聴することができます。
当時のメンバー4人が駅で演奏している様子を見られます。
この駅はアニメ「花咲くいろは」に登場する湯乃鷺駅のモデルとなった西岸駅という場所です。
他にもMVでは湯涌稲荷神社や東茶屋街といったアニメのモチーフになった場所で撮影されています。
楽曲は夏をイメージして作られていますが、MVの撮影は4月に行われたようで満開の桜が写っているのも印象的ですよね。
収録情報
面影ワープはシングルだけでなくアルバムにも収録されています。
そのアルバムは、2011年10月19日にメジャー初リリースとなったオリジナルアルバム「星の夜の脈の音の」です。
インディーズ時代から歌っておりライブの定番曲でもある「ノクチルカ」や、アニメ「花咲くいろは」のタイアップでありアンコール定番曲の「ハナノイロ」も収録されています。
他にもインディーズ時代のリテイクとして「世界点」も収録されています。
メジャーデビューの頃やインディーズ時代のnano.RIPEを感じたい人にオススメのアルバムですよ。