自分を信じろ!

A young fighter screaming, with no time for doubt
With the pain and anger can’t see a way out,

出典: I want it all/作詞:クイーン 作曲:クイーン

(和訳)

若き戦士が叫ぶ

疑っている暇はない

苦痛や怒りは

何の解決にもならないと

 

若き戦士とは、曲中の「he=彼」のこと。

つまりクイーンのメンバー自身のことです。

ここでは彼らの決意が「叫ぶ」という形で表現されています。

できるかできないか、疑っている暇はない。

そんな事で悩んでいる暇があったら、一歩でも前へ進めるのです。

そして辛いことや怒りに気を取られていても活路は見出せないというメッセージが読み取れます。

誰も彼らを止められない

It ain’t much I’m asking, I heard him say,
Gotta find me a future move out of my way,
※繰り返し

出典: I want it all/作詞:クイーン 作曲:クイーン

(和訳)

高望みするわけじゃねぇと彼が言うのを聞いたんだ

邪魔をするやつはどいてろよ

俺は未来が見たいんだ

 

彼は決して多くを望んでいるわけではないのです。

1行目からは自分のできることを最大限に成し遂げたいという彼の理想が読み取れます。

「誰も俺を止められない!」

自分の生き方を遮る者に屈することなく、彼は進んでいくのでしょう。

彼らの野望とは

Listen all you people, come gather round
I gotta get me a game plan, gotta shake you to the ground

出典: I want it all/作詞:クイーン 作曲:クイーン

(和訳)

おまえら集まって聞いてくれ

俺は計画を練らなきゃいけない

おまえらの心を大地ごと揺さぶる計画さ

 

「you」とは彼らの音楽に触れる全ての人のことだと考えられます。

彼らは、人々の心を揺さぶるような刺激的なサウンドを望んでいたのでしょう。

音楽で世界を変える。

本当に彼らは、その壮大な野望を現実のものにしてしまいました。

もちろん彼らだって、はじめからスターだったわけではありません。

周りから馬鹿にされたこともあるでしょう。

自分の信念に従い、自信を持ち夢を追い続ける。

彼らはそうやって、「伝説のバンド」として音楽史に名を残しているのです。

音楽の力

Just give me what I know is mine,
People do you hear me, just give me the sign,

出典: I want it all/作詞:クイーン 作曲:クイーン

(和訳)

ただ俺に任せてくれりぁいい

全部俺の思うままさ

おまえら聞いてるか?

合図をくれりぁいいんだよ

 

この部分はライブマイクパフォーマンスに似ています。

「さぁ全部身を任せて、俺らについてこい!」

「未だ見ぬ音楽の世界へ連れて行ってやるよ!」

そう言ってファンの心を掴んだのではないでしょうか。

「準備ができたら教えてくれ!」

彼らにとって、音楽は自分達だけのものではありません

ファンがいるからこそ自分達の音楽は最高になるんだと歌っているのでしょう。

自分達の使命

It ain’t much I’m asking, if you want the truth
Here’s to the future for the dreams of youth,
※繰り返し

出典: I want it all/作詞:クイーン 作曲:クイーン