大注目5人組ロックバンド
Survive Said The Prophet、通称「サバプロ」。
5人組のオルタナティブ・ロックバンドで、日本の音楽シーンでも大注目の存在です。
2011年に結成したこのバンドは、インディーズで活動しながら着々と力をつけてきました。
ハードでメロウ、多彩な曲
サバプロの魅力は何といってもその曲の多彩さ。
初期はラウドロックに分類されていたものの、そのサバプロはその枠に収まりません。
ハードなサウンドの曲はもちろん、メロウなボーカルを活かしたお洒落な曲もあります。
カリスマ性の高いボーカル・Yoshを中心に確かな実力のサウンドは必聴。
【10位】SPINE
2018年発売のアルバム「S p e c e [ s ]」に収録されている「SPINE」。
このアルバムでサバプロはメジャーデビューし、より一般的に認知されるようになります。
アルバムは全体的に重厚なサウンドと爽やかなボーカルがまとまっている印象。
サバプロの入門として最適なアルバムといっても過言ではありません。
厚く美しいサウンド
この曲はクリーントーンのギター、ボーカルが印象的な曲です。
シンガロングパートもあり全体的にサバプロらしい重厚なサウンドが堪能できます。
しかし、重厚なサウンドにもメロディの美しさを乗せることができるのがサバプロの強み。
ギターのクランチサウンドや様々なリズムアプローチで聴く側を飽きさせません。
【9位】Listening
9位の「Listening」が収録されているのは2017年発売「WABI SABI」。
この曲では女性シンガー「Tielle」がフューチャリングとして参加しています。
2人のボーカルの掛け合いも見事なもので、人気の曲となりました。
心地よい歌声とアコースティックサウンド
この曲は全編アコースティックサウンドで進行し、アルバムの終盤を飾っています。
ミドルテンポで展開し、Yoshの耳障りの良い歌声が聴き手にも心地よい。
そこにさらにTielleの艶やかなボーカルが乗り、さらに楽曲のクオリティを増しています。
アコースティックサウンドの中にも持ち味の重厚さは共存しており、無駄な音は一音もありません。
【8位】Fooi's gold
8位は2016年発売「FIXED」に収録されている「Fool's gold」。
この曲は初期のサバプロを代表する曲としても知られており、人気の曲です。
サバプロの重厚なサウンドを存分に堪能したい!という人にはこの曲がおすすめ。
激しいだけではないのがサバプロ
この曲は先ほどまでの曲とは違いかなりラウドな音楽性になっています。
イントロから歪んだタイトな刻みのギター。
そこに激しいシャウトも加わります。
激しいブレイクダウンもあり、ラウドロック好きはたまらないでしょう。
しかしそんな中にもクリーンボーカルを効果的に入れており、激しいだけで終わらないのがサバプロ。
激しい曲の中にも曲の聴きづらさを最大限になくす技術はさすがの一言です。