女王蜂【P R I D E】歌詞の意味を考察！時代は悪をどう取り扱う？やましさを肯定する心情を紐解く

自分たちは勝ち組だと、ひたすら褒めたたえる言葉が並びます。

ここまで言い切られるとスカッと爽快な気分です。

世間の古びたルールなんてお構いなしなのでしょう。

自由奔放な様子が想像できます。

怖いもの知らずな最強の自信家です。

独特なカウントダウンが登場します。

カウントダウンといえば、10や5、または3から始まるのが一般的ではないでしょうか。

ここでは、なぜか8からスタートしています。

女王蜂の「ハチ」にちなんでいるのでしょうか。

こんなところも既存の概念にとらわれない自由さです。

何でも楽しんでしまおうという遊び心が感じられます。

面倒なことや難しいことは時代遅れで大嫌いです。

反対に好きなことは我慢しないで、とことん楽しみます。

もちろん、そんな生き方には危険が伴うのも承知の上です。

きちんとしなければいけない部分は押さえています。

面白おかしく生きているからこそ、やるときはやるのです。

さらっとやってのければ、うるさい外野も何も言えなくなるでしょう。

メロディアスな聴かせるパートです。

ここでは、ある人物像が歌われています。

品行方正で魅力的な頼りがいのある人です。

とても理想的な人物ではないでしょうか。

完璧すぎて、こんな人になれたらと憧れてしまいそうです。

中でも1番大事なことは、かわいらしさがあることです。

完璧な上に、周りに愛される人物ということでしょう。

こうあるべきだと自分に言い聞かせている姿なのかもしれません。

楽しく生きるための、自分への戒めではないでしょうか。

直訳すると、「あなたを誇りに思う」という意味の言葉です。

「You」という単語を使っていますが、自分に向けているのでしょう。

理想的な人物でいることを心がけている自分を、誇りに思っています。

この言葉には、もう1つの意味があります。

「すごい」や「やったね」というカジュアルな喜びの表現です。

2通りの意味がありますが、ここではどちらの意味でも当てはまります。

同じフレーズを4回繰り返しているのも、複数の意味を持っているからではないでしょうか。

自分を誇りに思うと共に、そんな自分をすごいと褒めたたえているのです。

ここでも、やはり自信家な様子が感じられます。