女王蜂って凄い
ライブ活動や自主CD制作を重ね2011年にはメジャーデビューを果たし、邦楽シーンに衝撃を与えました。
彼らの音楽を初めて聞いた時、その型破りの感性に驚きを覚えるはず。
音楽性、歌詞の世界観、パフォーマンス、ルックス…その全てが唯一無二の独自性を持っているのです。
また、国籍や性別の壁、固定概念化した音楽の壁。
そういった閉鎖感を一切感じない彼らの楽曲やパフォーマンスには、芸術に込める精神力の強さが読み取れます。
2019年を迎えようとする今、活動10周年の節目として楽曲をランキングにしてみました。
既にご存知の方も初めて知る方も、楽しんでくださいね♪
10位 ストロベリヰ
混沌の中で垣間見える狂気
2012年5月23日に発売されたアルバム「蛇姫様」に収録されている楽曲「ストロベリヰ」。
こちらは有名曲ではないので、筆者のコアなセレクトです。
かなりノイズ感が強く「聴きやすさ」はあまり重視していない音作りな印象を受けます。
正直、メジャーシーンのクリアなミックスに慣れていると、聴きとるのに一苦労…かもしれません。
ですが、そこがいいのです。
メチャメチャに楽器が刻まれる中で飛び交う高音や力強いワード。
混沌としたまさに「カオス」ともいえる状態の中で垣間見える狂気がクセになる楽曲といえます。
もしも興味を持った場合には...
9位 DANCE DANCE DANCE
グルーヴ感と虚しい歌詞
タイトルのとおり、聴き心地の良いグルーヴ感が魅力の「DANCE DANCE DANCE」。
2017年4月5日発売のアルバム「Q」に収録されています。
「DANCE DANCE DANCE」はノリの良さだけでなく歌詞の内容も素敵。
衝動的に相手を求めてしまう恋愛について描かれています。
眩しくて愛おしいのに、いざ身を委ねると「虚しさ」や「寂しさ」の波が襲ってくる。
踊り狂っているけど内面は凄く寂しい…。
そんな、「永遠に満たされない飢え」のような心情が綴られているのです。