「僕だけの光」の歌詞に迫る

太陽眺める度、羨ましくなるんだ。
どんな時も眩しく輝き続けること。
僕には背丈ほどの影しか作れなくて、この世界には何も貢献できていない。

出典: 僕だけの光/作詞:秋元康 作曲:Hiro Hoashi

「僕だけの光」は、太陽の輝きに匹敵するだけの輝きが「僕」にあることを暗にほのめかす歌詞から始まります。

しかし、次の歌詞はひとひねり加えられていて、誰しもが抱いている自己否定の感覚をはっきりと歌っているのです。

なぜに自分は存在するのか?
生きる事で答えを見つけられるか?

出典: 僕だけの光/作詞:秋元康 作曲:Hiro Hoashi

この歌詞とても哲学的な問題をはらんでいます。

誰もが、自分の存在する意味を問うたことは少なくとも一回はあると思います。「なぜ生きているのだろう」という疑問も抱いたことがありますよね。

そんな自分の存在の危うさをハッキリと述べたあと、次の歌詞に続きます。

僕だけの光 手に入れたい
そう他の誰も持っていない
心が放つもの
未来照らすのは自分自身

出典: 僕だけの光/作詞:秋元康 作曲:Hiro Hoashi

表題にもなっている「僕だけの光」がここで登場です。自分を照らすのは太陽ではなく、自分自身から放たれる光

おそらくこの明快さが、乃木坂46人気の原動力ではないかと思います。

つまり誰もが一度は踏み迷う、自分という存在の危うさに対する明快な答えを力強く歌っているからです。

そして2番の歌詞では、更に自分が輝くためには近道はなく自分を磨くだけという内容の歌詞が心に響きます。

こんな一見すると誰もが答えが分からずに悩んでいることのその答えを、乃木坂46はとてもハッキリと歌っているのです。

この歌詞が心に響かないはずはありません。

誰もが抱えている「自分は何者?」という永遠の難問に対して、誰しもの背中を押し奮い立たせるように歌っているのです。

これからの乃木坂46の活躍がますます楽しみ!

乃木坂46の魅力

人生で必ずぶつかる難問に対するアンサーソングとして、また、応援ソングとして歌い上げる「僕だけの光」。

ここでは「僕だけの光」に焦点を当てて書いてきましたが、乃木坂46のファンからみれば、乃木坂46の魅力はそれだけではないという声が聞こえてきそうです。

乃木坂46の楽曲には「僕だけの光」のような歌もあれば、青春を謳歌するは華やかな歌もあります。

さらに、乃木坂46のメンバーの等身大の歌詞を歌ったものもありバラエティに富んでいます。

それゆえ乃木坂46の歌は誰の心にも響くと言ってもいいでしょう。

乃木坂46の本当の魅力は、千変万化に変化し何色にも染まれる点にあるのではないかと思います。

これはアイドルグループでは非常に珍しいことです。

アイドルグループは何かしらの色を持っていなければ、個性が発揮できず人気に繋がらないからです。

乃木坂46が放つ透明感は非常に新鮮で、他のアイドルグループでは見られない輝きを、それもとても澄んだ輝きを放っていて、多くの人を魅了しているのでしょう。

紅白出演も決定したことですし、乃木坂46の今後の活躍が楽しみでしょうがありませんね!

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