悲しみから立ち上がるためには

And as the feeling grows
She breathes flesh to my bones
And when love is dead
I'm loving angels instead

出典: Angels/作詞:Robbie Williams,Guy Chambers 作曲:Robbie Williams,Guy Chambers

少しずつ前向きになっていってる彼の様子が読み取れます。

彼が前向きな感情を取り戻すまで傍にいてくれている彼女

つまりここでの彼女も天使のことを指しています。

そのうち気分は高まり元気を取り戻すさ
彼女の呼吸が僕の体中に染み渡るから
そう、愛が終わるときには
僕は天使たちを愛し続けるんだ

出典: Angels/作詞:Robbie Williams,Guy Chambers 作曲:Robbie Williams,Guy Chambers

失恋の痛手から立ち直る方法を彼は知っています。

それは天使に愛を捧げること

実在はしないスピリチュアルな相手です。

でもそれでいいんです。

天使という存在を思えば、彼の中に再びエネルギーが沸いて前に進むことができるから

今後また出会いがあり、そして悲しみがあるかもしれません。

でもその時にはまた天使に頼ればいいんです。

人はそれぞれ彼のように、心の拠り所になるものがあるのではないでしょうか。

AngelとSheの関係について

歌詞にはAngelとSheという単語が使われています。

全体を通して解釈すると、SheはAngelつまり天使を指すとするのが妥当でしょう。

しかしながらSheはそのまま別れた彼女のことであると解釈することもできます。

どんな時も傍にいてくれた彼女。

いつでも電話で相談にのってくれた彼女。

正しいときも間違っているときも全て自分を理解してくれた。

そう、まるで天使のような存在だったんでしょう。

なので彼女がこれまでしてきてくれた数々のことを思い出し、言葉にしてみたんです。

そしてあらためて彼女という存在の大きさを、身に染みて感じたのかもしれません。

天使に彼女を重ね合わせている、そんな切なさを感じることもできます。

記憶に残る歌

シングルアルバムなどUKで最も売り上げの多いアーティストとして絶大なる人気を誇るRobbie.

特に【Angels】がコンサートで披露されるときは観客総立ちになって大合唱が始まります。

注目すべきは、ほとんどの観客が本楽曲歌詞を諳んじて歌っていること。

つまりそれだけ本楽曲があまたの共感を呼び、愛されていることがよくわかります。

多くの人は歌詞の内容を、自分の人生になぞらえているのではないでしょうか。

どれだけ沢山の人がこの歌に救われ、悲しみから立ち直ったことでしょう。

名曲は心に残り、長い年月に渡り、記憶に残る歌として語り継がれていきます。

伝説的Live at Knebworth

2003年夏にイギリスのKnebworthで開催されたコンサートの模様です。

3日間で375,000人を動員し、イギリス史上最大の音楽イベントと言われました

観客総立ちで【Angels】を熱唱しています。

女性シンガーがスペイン語で歌うAngels

また多くのアーチストがカバーをし、スペイン語やイタリア語にも翻訳され世界中で歌われています。

面白いのは、カバーをしているのが女性アーティストが多いということ。

救いを求める先が天使というちょっと可愛いらしい印象があるので、女性のほうがカバーし易いのかもしれません。

ご紹介しているYou Tubeは、メキシコの女性シンガーYuridiaがスペイン語で歌うAngelsです。

歌詞の内容は女性が歌っても全く違和感を感じさせません。

失恋をしたときの心情は男も女も同じ、ということですね。

失恋をした時に聴きたい曲

Angel(天使)という存在は、西洋の人たちに比べると日本人にはあまり馴染みがないかもしれません。

なのでそのAngelに救いを求めるというこの歌の内容が、少しピンとこないという人もいるでしょう。

ただこの歌の主人公のように、愛を失った時の絶望感

何かにすがりたくなる気持ちや救いを求める気持ち。

そして立ち直ろうと一生懸命になっている姿に共感する人は多いと思います。

失恋でないとしても、悲しみや苦しみに直面した時、あなたならどうしますか?

自分を慰め元気づける方法は人それぞれあると思いますが、音楽を聴くという人はかなり多いはず。

OTOKAKEではそんなときにピッタリな曲を探すことができます。

このサイトを知っていれば失恋なんてもう怖くない?!