お互いの存在を当たり前だと思うのは簡単なことです。
しかしずっとそう思っていては、せっかく築いた信頼関係もすぐに壊れてしまうでしょう。
大切なのは月日のたった今でもなお相手をいつくしみ、思いやることでしょう。
現に、昔の楽しい時間があったからこそ今のように落ち着いた関係になれているのです。
刺激が無くても、このような関係は非常に大切で貴重なもの。
「昔があったからこそ今がある」ということを忘れずにいることの重要性を描いています。
改めてお互いの大切さを実感
「もう一度あの日みたいに手を繋いでいいかな?」
「いいよ」
「いまさら照れるけど」
「なんとなく思い出すね」
出典: 出逢いのチカラⅡ/作詞:Ken Kato 作曲:石田匠
そう考えると、お互いの大切さがより身に沁みます。
それは時に忘れてしまいがちなことです。
しかし、たまに思い出すことで再び2人の仲は深まっていきます。
当たり前のように自分に注がれる優しさや思いやり。
それを当然だと思ってはいけません。
慢心せずに、昔のように自分も熱い気持ちを持って相手に愛情を注ぐべきなのです。
お互いがそれを再認識したとき、より一層強固な絆で2人は結ばれていきます。
失ったものと得たもの
情熱と恋
めぐり逢い
ふたつの心 惹かれ合い
求めあうほど
その恋は 知らず知らず
愛へと生まれ変わる
出典: 出逢いのチカラⅡ/作詞:Ken Kato 作曲:石田匠
2人が失ったのは、昔のような情熱や恋でしょう。
やはり男女のお付き合いの発端は恋があってこそのものです。
お互いへの興味で惹かれ合い、その気持ちはとどまるところを知りません。
恋は情熱も秘めています。
熱い気持ちで相手へ接し、自分を見てもらおうとアプローチするのは恋であり情熱。
仲良くなれればなれるほどそれが嬉しく、さらに恋は燃え上がるものです。
しかしそれも長くは続かず、付き合ってしばらくすれば現在の2人のようになります。
愛と思いやり
情熱は 思いやりに
カタチを変えるけれど
信じることも 声にして
伝えることも
出来るはずだから 与えられた 運命の
出逢いのチカラで
出典: 出逢いのチカラⅡ/作詞:Ken Kato 作曲:石田匠
恋や情熱を失ってしまったものの、2人は新たなものを得ました。
それは愛と思いやりです。
恋や情熱は一過性のものですが、これはそうではありません。
末永く2人を結びつける、強固なものです。
これは長く一緒にいて、信頼関係を築いた相手でないと得られないものでもあります。
つまり2人は恋人として次なるステージに進んだのです。
燃えるような恋はもう出来ないものの、常に相手をいつくしむことが出来ます。
いわば夫婦のような関係になれたのです。
まとめ
【出逢いのチカラII】の歌詞を解説していきました。
リアルな男女のマンネリ感が描かれている曲でしたね。
共感した方も多いのではないでしょうか。
また、最終的にはマンネリを新しい方法で打開したというのも素敵なオチです。
「出逢いのチカラIII/AAA」のカラオケでのパート分けは?歌詞の意味に迫る!アルバム収録曲♪ - 音楽メディアOTOKAKE(オトカケ)
今、国内で大人気のトップアーティストであるAAA。彼らがこれまでに作り上げてきた曲は、数多くの人々を魅了してきました。そこで今回は、AAAの人気曲である「出逢いのチカラIII」について紹介します!
こちらの記事は、【出逢いのチカラⅢ】について解説しています。
同曲の続きともなるシリーズ最終作の内容も見逃せません!
是非パート分けと共に、ご覧ください!
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