歌詞の主人公が出した答えとは!?

孤独なままでいい!?

別世界で主人公が出した答え。

それは以下の歌詞を読めばわかるでしょう。

その手で掴め その手で繋げ 教科書に答えは載ってない
その脚で行(ゆ)け その耳で聴け そのリアルを見極めましょう
この手で掴め この手で繋げ 信じられるモノ それは自分だ
孤独が消せないなら Carry on Carry on 連れて
いくぞ Fly HiGH!

出典: Another World/作詞:島崎貴光 作曲:島崎貴光

答えが見つからないなら、探せば良いのです。

探せば自ずと見つかるはずですからね。

自分を信じながらも、孤独もそのまま自分の胸に抱えていきます。

何故なら孤独もまた、「自分自身」なのだから。

この歌詞にはそのようなメッセージが込められているといえるでしょう。

そのままの自分に自信を!

この歌詞は、同じように孤独を感じている人への強いメッセージと思われます。

たしかに「孤独」は辛いもの。

誰かの痛みを癒すには「共感」という手段がいちばん効果的なのですが、「孤独」は共感が難しいのです。

「共感」できるなら、そもそも「孤独」にならないわけですから。

だからこの歌詞は、「孤独」を抱えている人に対する言葉なのでしょう。

「そのままでいい」「自分に自信を持って!」という、前向きな思いが込められているのだと思われます。

総評

だから「Another World」は美しい

人は誰もが みんな 旅人のように生きる
誓いを 「誓いを」 刻んで 「刻んで」
果てない空へと 放て

出典: Another World/作詞:島崎貴光 作曲:島崎貴光

歌詞の響きを重視しながら、そこにはしっかりしたメッセージが込められていることがわかります。

1行目は、「一期一会」を想起させる言葉ですね。

人生とはまさに旅のようで、出会いがあれば別れもあります。

その中で良いこともあれば、悪いこともあるのです。

数々の出来事から、自分のなかで「コレ!」と思った信念や想いはしっかり持とうとしています。

どこまでも前向きで、けれども無謀な前向きさじゃない。

本当の自分らしさを追求した意味が込められていますね。

オリジナルであること

人は誰もが みんな オリジナルのはずでしょ?
想いを 「想いを」 重ねて 「重ねて」
描いた空へと 放て

出典: Another World/作詞:島崎貴光 作曲:島崎貴光

同じ人間ですから皆似たような顔、似たような考え方を持っているのかもしれません。

しかし、まるっきり同じということはありえないのです。

だれかのコピーという人間もいません。

どんなに似ている双子でも、どこかしら相違が存在します。

ほんの些細な違いだとしても、それはその人である「証」といえるでしょう。

現状に満足せず、もっと先へ!