君の前だと なんだか少し
いつもの自分じゃないみたい
ふわふわ雲に乗っかってるみたい

思いがけない自習時間に
たまたま目と目があって
笑ってるように見えた

なぜかすぐに誤魔化しちゃったけど
すごくすごく嬉しくて飛び跳ねたかった
だから今度こそきっと
君に僕の想いを届けたいよ

出典: ひだりむね/作詞:青木健 作曲:青木健

好きな人の前では普段の自分でいられない姿が描かれる歌詞が可愛らしいですね。
雲に乗っているというレベルですから、相当浮き足立ってしまうのですね。
また、思いがけず「自習時間」に目があって笑いかけられた気がして、照れてしまったものの本当はすごく嬉しくて。
こんな心境も片想いの経験がある人はわかるのではないでしょうか。
そして、そんな嬉しいことがあった日こそ、「君に僕の想いを届けたい」と思うのですが...!
 続きの歌詞を見てみましょう。

君に手紙を渡したいけど...!

そわそわそわそわそわそわしてる
左胸のポケットにしまいこんだ
手紙渡したくて君の方へ近づいた
ドキドキドキドキ時々喋る
君の声とその笑顔思い出して
まぁいいかってなって
ああ〜、今日も何も変わらない

出典: ひだりむね/作詞:青木健 作曲:青木健

「ひだりむね」という曲名のもう一つの意味がわかるのがこの部分の歌詞ですね。
一つ目の意味は、前の歌詞出て来たように、好きな人を思うと別の生き物のように高鳴ってしまう心臓のこと。
もう一つの意味は、「君」への想いを綴った手紙が入っている場所だったのですね。
そわそわしながら、その手紙を渡そうと「君」に近づいたものの、今日もやっぱり渡せなかったのでした。
相手からも笑いかけられたりと脈があるのに、なかなか距離を縮めることができない「僕」に、もしかしたらもどかしくなってしまう人もいるかもしれませんね。
しかし、そんな距離感こそ、恋愛の醍醐味、むずキュンですよね。
ただ、「僕」もこのままではないというのがわかるのが次の歌詞ですよ。

今日も君に想いを伝えられないけど、いつかは...!

どうしても どうしても
この気持ち言えない
これまでみたいに普通に
話せなくなっちゃうかもって
思っちゃうんだよ

突然、廊下の窓から風が来て
背中押されるような気持ちになって
やっぱり伝えたい

ドキドキドキドキドキドキ踊る
左胸の中に潜む何かが
僕の足取りをまたあやしくしてるみたい
ドキドキドキドキ時々話す
君の声とその笑顔に触れたら
まぁいいかってなって
どうしても言えない!
ああ〜、いつか君に届けたい

出典: ひだりむね/作詞:青木健 作曲:青木健

「どうしても」「君」に気持ちを伝えられない理由を自分なりに考える「僕」。
その理由は、告白することでこれまでの関係は壊れてしまうと思ってしまうことでした。
確かに、今のままでいれば、時々「君」が笑いかけてくれて、「僕」はそれだけで幸せになれる。
しかし、そうやって悩んでいると、偶然風が吹いて、背中を押されるような気持ちになったのでした。
「やっぱり伝えたい」、この気持ちこそ、自分の本心だと気付いた「僕」は...!?
 少女漫画のように続きが気になる歌詞ですが、この後はサビの繰り返し。
つまり、結局「僕」は想いを伝えられないのでした。
しかし、「ああ〜、いつか君に届けたい」という最後の歌詞に、これからへの期待が高まりますね。

おわりに

【ひだりむね/さくらしめじ】ドラマ『こえ恋』OP!MVもリンク?!胸キュンな歌詞&収録作品を紹介♪の画像

ドラマ「こえ恋」の主題歌となったさくらしめじの「ひだりむね」を紹介しましたが、いかがでしたか?

なかなか伝えられないながらも少しずつ変わっていく「僕」の姿がリアルで、片想いしている人は一緒に頑張りたくなる歌詞なのではないでしょうか。

また、この曲を聴くと、学生時代の恋愛を思い出すという人もいるかもしれませんね。

青春の一コマを切り取ったようなこの曲、ぜひ色んな人に聴いて欲しいですね。

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