「ソラニン」はどんな曲なの!?
大ヒット映画のメインテーマ♪
映画のメインテーマに抜擢!
「ソラニン」は、ASIAN KUNG-FU GENERATION(アジカン)の14枚目のシングルで同名映画「ソラニン」のメインテーマに大抜擢された曲です。
オリコン最高順位は3位で、映画で使われたのでご存知の方も多いでしょう。
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BD%E3%83%A9%E3%83%8B%E3%83%B3_(%E6%9B%B2)
アップテンポながら切ない別れの曲です。
アジカンのバージョンと主演女優が歌う2つのバージョンがあり両方楽しめます。全然雰囲気が違いますね。
離別を歌った曲ですが悲壮感はなく、前向きなエネルギーにあふれているのでスッキリ聞くことができます。
歌詞は映画とのコラボなのでいつものアジカンの感じではありませんがサウンドを聴くとすぐにアジカンと分かります。
サウンド面での彼ららしさは健在といえるでしょう。
またその歌詞はアジカンらしくはありませんが、サウンドととてもマッチしたものに仕上がっているのです。
切なくもどこか前向きになれるようなその歌詞は、いつものアジカンよりも強いメッセージ性を感じさせるものとなっています。
ファンからの人気も高い1曲
ファンの中でも人気の高い曲でリクエストファン投票で第1位を獲得しました。
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BD%E3%83%A9%E3%83%8B%E3%83%B3_(%E6%9B%B2)
映画のメインテーマがファン投票1位なんて意外ですよね。
この楽曲がファンの間でここまで高い人気を誇っているのは何故でしょうか。
今回はその人気の秘密に迫っていきます。
また「ソラニン」の歌詞はいつものアジカンの曲とは違い、ある人が担当しているのです。
それも人気の秘密なのでしょうか。
早速「ソラニン」について紐解いていきましょう。
「ソラニン」は映画でどういう風に使われているの?
「ソラニン」は漫画原作の映画。
2005年から2006年まで週刊ヤングサンデーで連載されていたのが漫画「ソラニン」です。単行本は全2巻発売されており、90万部オーバーの大ヒット作。
「浅野いにお」作の切ないバンドラブストーリーマンガ。
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BD%E3%83%A9%E3%83%8B%E3%83%B3_(%E6%BC%AB%E7%94%BB)
愛した人が残した歌を通して変わろうとしていく成長の物語。切ない物語がアジカンの雰囲気にぴったりですね。
あらすじ 「同棲中の恋人同士の芽衣子と種田。 大学を卒業して芽衣子はOLになる。しかし、社会人という空気に馴染めずとうとう会社を辞めてしまう。?
種田はバイトをしつつ学生時代からのバンド練習を黙々と続けていた。 そんな2人にも転機が訪れる。種田は自分たちの曲をレコード会社に持ち込むことになるのだが・・・」
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BD%E3%83%A9%E3%83%8B%E3%83%B3_(%E6%BC%AB%E7%94%BB)
あらすじだけでも切なくなるストーリーですね。2人はどうなっていくのでしょうか・・。
そして「ソラニン」という楽曲にはそんな2人の心情が込められていると考えられます。
切ない物語に込められたメッセージとは一体どのようなものなのでしょうか。
「ソラニン」ってどんな映画?
「ソラニン」の監督は三木孝浩。三木孝浩はもともとミュージックビデオを多数手がけており、映画監督第1作目の「ソラニン」が大ヒット。
バンドを原作とした漫画「ソラニン」との相性が良かったのでしょうね。主演は「宮﨑あおい」と「高良健吾」の主演。脇を「財津和夫」「桐谷健太」が固めています。
また、バンド繋がりで「サンボマスター」の近藤洋一も出演。バンド好きにはうれしい配役ですね。
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BD%E3%83%A9%E3%83%8B%E3%83%B3_(%E6%BC%AB%E7%94%BB)
劇中歌でもある「ソラニン」は映画の中で「宮﨑あおい」も熱唱しています。アジカンと違って初々しいバージョンですがこちらも必聴です。
切なさがより際立った「宮﨑あおい」バージョンですがアジカンバージョンに負けない仕上がりになっています。劇中バージョンが「静」ならアジカンのは「動」ですね。
アジカンバージョンは「バンドサウンド」にフォーカスされていて勢いがあり、劇中バージョンは演奏がゆるいので「歌」にフォーカスされています。全然感触が違いますね。
「宮﨑あおい」が小さい体でムスタングのギターを弾く姿にグッときます。スゴイ上手な歌唱ではないのですが、それがかえって心に響きますね。
魂の底から懸命に声を絞り出す感じなので心打たれます。まったく違った印象を受けますので聴き比べるのもいいですよ。
映画の中でこれだけ大きくこの曲が取り上げられていることからも、楽曲のメッセージ性の高さを感じられますね。