「アフターダーク」ってどんな曲なの!?
疾走感あふれるアジカンらしい力強い曲!
これこそがアジカンらしい曲!!
2007年11に発売された10枚目のシングルでオリコン最高順位は6位。6位って低い順位に感じるかも知れませんがCDの売れない時代に健闘していますよね。
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%95%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%80%E3%83%BC%E3%82%AF
「アフターダーク」はASIAN KUNG-FU GENERATIONらしい見本のような曲です。アジカンの魅力が一発で体験できる名曲。
「アフターダーク」は4枚目のオリジナルフルアルバム「ワールド ワールド ワールド」の2曲目に入っています。勢いのある曲なので1曲目に持ってきてもいいぐらいのパワフルな楽曲。
力強いドラムのフレーズから曲が始まります。そこにギターが重なりリズムを強調。さらにもう一本ギターが入ってきてツインギターに。アジカンらしいギター2本の使い方ですね。
後藤自身も大好きなアメリカのバンド「WEEZER」の影響も色濃く感じますね。重すぎないギターの重ね方が似ています。
最後にベースの演奏が加わり低音で楽曲の土台を支えます。疾走感のあるリズムがアジカンと一聴して分かります。
ボーカルの後藤の切なくも芯のある声を聞くだけでも、すぐにアジカンとわかりますね。
躍動感があふれるアッパーチューンはアジカンの真骨頂です。前向きなパワーのある楽曲なんですが、少し切ない感じもするのがアジカンの特徴ですね。
曲名の「アフターダーク」ですが「闇」の「後」=「朝」ではなく、「夕闇」の「後」=「闇の夜」という意味です。
真夜中にしっかりとエネルギーをためて朝に一気に力を発散するイメージでしょうか。闇夜を駆ける疾走感が感じれますね。何かに追われている感情を表現しているのかもしれません。
バンドの活動がとても順調にいっているのが感じれる素晴らしい演奏ですね。曲名は「アフターダーク」ですがポジティブで前向きなエネルギーに満ちあふれている楽曲に仕上がっています。
分厚いギターなのに重すぎない軽快さが聞きやすいアジカン流ギターポップチューンですね。
大人気アニメにも大抜擢!
「アフターダーク」はアニメの「BLEACH」のオープニングテーマにも抜擢されました。
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%95%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%80%E3%83%BC%E3%82%AF
「BLEACH」は大ヒット漫画です。
アジカンの疾走感が「BLEACH」の世界観にピッタリなので採用されたのでしょうね。
「アフターダーク」はあの小説に影響された!?
あの小説がモチーフになっています。
残念!「村上春樹」ではないです!
「アフターダーク」といえば「村上春樹」が思い浮かびませんか?でも実はこの作品はモチーフではありません。世界的作家である「村上春樹」は有名なのですぐに頭に浮かんだと思います。
題名もまったく同じ「アフターダーク」なので私は浮かびました。しかし意外にもアジカンがモチーフにしたのは宮沢賢治の作品です。
正解は「宮沢賢治」の「よだかの星」!
「アフターダーク」の歌詞は「宮沢賢治」の「よだかの星」という作品をモチーフに書かれています。「注文の多い料理店」はどメジャーではないのでご存知無い方が多いと思います。
簡単に作品を紹介しますね。
「よだかの星」とは?
「よだかの星」は「宮沢賢治」の短編小説で「童話」でもあります。1921年ころに執筆されたといわれる作品。
あらすじを引用しますね。