初々しいカップルを描いたラブソング
コブクロが、8枚目にリリースしたシングル「blue blue」。
この楽曲は、付き合い始めたばかりの初々しいカップルを描いた作品です。
歌詞の主人公となっているのは、恋愛に慣れていない少し不器用な男性。
でも、主人公は勇気を振り絞って、少しずつ彼女との距離を縮めていく。
そんな心温まる物語が描かれています。
人によっては、若い頃の恋愛を思い出すことができるかも!?
歌詞のヒントとなったのは原宿!?
後述する歌詞を見てもらうと分かるのですが、この歌詞の舞台は街中。
お洒落なカフェがある都会でデートする主人公たちを描いています。
実は、この歌詞の舞台のモデルとなっているのは原宿。
この歌詞を作った小渕さん曰く、原宿の裏通りをモデルにしたのだとか。
人目をひくようなカフェや洋服屋さんが並ぶ"若者の街"で遊ぶカップルたち。
そんな原宿の様子を見て、この歌詞が出来上がったのだそうです。
この楽曲を聴く時は、ぜひ原宿の裏通りをイメージしながら聴いてみては!?
不器用な主人公の恋の行方は!?歌詞の意味を解説!
それでは、歌詞の内容をさっそくチェックしていきましょう。
この歌詞の主人公は、恋愛に対して少し消極的。
でも、主人公の彼女である「君」は、積極的なタイプの女性です。
全くタイプの違う2人の恋はどうなっていくのか。
その様子を解説しながら、紹介していきます。
1番の歌詞
「君」の心情が気になる主人公
いろんな時君を思い出すよ
それは何のつながりも無い日常のワンシーンで
同じように僕を思い出すの?
そのタイミングをいつか教えて
出典: blue blue/作詞:小渕健太郎 作曲:小渕健太郎
主人公は「君」に惚れ込んでいるようですね。
「君」と会っていない時でも、ふと思い出すほど「君」のことを愛おしく感じているのです。
そして、主人公は「君」も自分のこと(主人公のこと)を思い出してくれているか、気にしています。
きっと、この主人公は「君」がどのくらい自分のことを愛しているのか、分からないのでしょう。
だから「君」の心情がとても気になっているのです。
「君」も自分と同じように、ふとした瞬間に思い出してくれてたらどんなに素敵だろう…。
といった主人公の願望がにじみ出ている歌詞のようにも感じられますね。
完璧なデートにするはずだったのに…
いつも君の前じゃ気取ってみるけれど
気を抜きゃボロが出る
今日も知った風に誘ったカフェ
たどり着けば Closed 準備中
出典: blue blue/作詞:小渕健太郎 作曲:小渕健太郎
自分に少し自信がない主人公。
でも「君」の前では、そんな情けない恰好を見せたくないのでしょう。
完璧なデートにするために、主人公は事前にリサーチしたカフェに彼女を連れていきます。
しかし、リサーチ不足で目当てのカフェは閉まっていたのです。
どんなに自分を繕っても、完全な人間を演じ続けるのは至難の業。
一緒に過ごす時間が長くなるほど、本当の自分が相手にも伝わっていきます。
これは恋愛だけでなく、色々な人間関係に当てはまることですね!
主人公は、完璧なデートプランが立てられなかったことに対して、少し反省しているようです。
しかし、きっと「君」は主人公の少し抜けた部分も含めて、愛おしく思っているのでしょう。
一人でプレッシャーを感じていた主人公
※せつないけれど サイズ違いかな?
君と僕の恋愛経験値
通りすぎて行く恋人達は
みんな似たような顔で笑ってる
慣れない歩幅で君のナナメ前歩けば※
ポケットに滑り込む君の左手
出典: blue blue/作詞:小渕健太郎 作曲:小渕健太郎