辛い気持ちの人必聴!別れからの立ち直りを描いた曲「夢のなか」
今回紹介する曲は別れをテーマにした曲「夢のなか」です。
別れの辛さ、切なさとそこからの立ち直りを描いたストーリーは必聴です!
聴いているとその情景が思い浮かんでくるような曲です。ぜひ、その世界観を味わってみてください。
タイトルの「夢のなか」とは一体何を表しているのかも理解することができるでしょう♪
気になる歌詞を徹底紹介♪
早速「夢のなか」の歌詞に注目していきます。歌詞の裏に見え隠れする感情や思い出を想像しつつじっくりと聴いてみてください。
別れとはどんなものなのか、どのように前向きな気持ちへと変わっていくのかを垣間見ることができるでしょう。
開幕の歌詞は別れを詩的に表現♪
飲みかけの苦いコーヒーも
あなたが脱ぎ捨てた上着も
心地いい匂いも 今はもう
遠い幻想の物語
出典: 夢のなか/作詞:MACO 作曲:MACO・Marchin
まずはこの歌詞に注目してみましょう。最初の3行は出会ってから別れる前までの2人で過ごした思い出の時間を振り返っています。
どんな楽しいことがあったのかを想像して聴いてみるといいかもしれません。
それがどれくらいの時間だったのかは詳しく述べられていません。長かったのか短かったのかわかりませんが、それでも2人にとって大切な思い出の時間です。
しかし、すでに別れてしまったのでそんな思い出の時間は「幻想の物語」です。
これはすべて空想だったという意味ではなく、幻想のように美しい一時だったと言っているように感じられます。
思い返してみればとてもかけがえのない一時だったことに気づいたのかもしれません。
過去を思い出しているシーン
笑い疲れた2人は
深い甘い眠りについて
隙間もないくらい
抱きしめ合ったね
いまはもうさよなら
出典: 夢のなか/作詞:MACO 作曲:MACO・Marchin
「笑い疲れた」という歌詞から読み取れるのは楽しい時間です。とても楽しい出来事があったのかもしれません。
その後には2人で添い寝している様子が歌われています。恋人同士が添い寝している情景をすぐに思い浮かべることができるかもしれません。
しかし、それももうすでに思い出であり昔話のようなものです。そんな寂しさが「いまはもうさよなら」というワードから垣間見られるかもしれません。
会いたいけど会えないという現実
いますぐ目をつぶってしまいたい
光を遮ったこの世界で
夢のなかでいいから
あなたに会いたいよ
流れる涙もいつか
幸せに変えてくね
出典: 夢のなか/作詞:MACO 作曲:MACO・Marchin
この部分では別れたけどなお相手に会いたいという気持ちが歌われています。しかし、「夢のなかでいいから」とも歌われています。
タイトルにもある「夢のなか」というワードが出てきますがこれはどういう意味でしょうか?
想像するしかありませんが、ここにはどうやら「会いたいけど会えない」という現実が表現されているように感じられます。
どこか遠くに行ってしまったのかもしれません。そのためにどんなに会いたくてもそれはかなわないようです。
しかし、そんな寂しさも幸せに続く道の途中であると歌っています。前途に待っている素晴らしい情景が見えているのでしょう。
とても元気が出そうな歌詞です♪
再び回想シーンに
夏の暑い日の夜のこと
鮮やかな赤 打ち上げ花火
嬉しそうな横顔が
愛おしくて 切なかった
思い出すあなたとの
数え切れない思い出
あなたの口癖も
優しいところも
いまはもう触れられない
出典: 夢のなか/作詞:MACO 作曲:MACO・Marchin
ここで歌われているのは一緒に見に行った花火です。注目したい表現は「愛おしくて 切なかった」というものです。
ひょっとしたらその時には別れが迫っていることに気づいていたのかもしれません。そのため切なかったと言っている可能性もあります。
この辺の解釈も聴く人に委ねられていますが、すこし寂しさを感じられるかもしれません。
その後も数々の思い出を思い出したようです。相手のこともいろいろ思い浮かんだかもしれません。
しかし、それは全て過ぎ去ったことでありもう二度と体験できないことです。そんな切なさを感じることができるのではないでしょうか?