いつでもここにいる

今 ガラスの星が消えても
空高く書いた文字
いつか君を照らすだろう
歪んだ鏡の向うに
忘れてた道がある
さあ まだらの靴を捨てて

ラララ 泣かないで
ラララ 行かなくちゃ
いつでもここにいるからね

出典: 魔女旅に出る/作詞:草野正宗 作曲:草野正宗

”君”がかけた魔法が消えてしまったとしても、それは無かったことにはならない。

例え見えなくなったり、触れられなくなったとしても、それは確かに存在していたのです。

”君”と”僕”の間のこの想いも、決して無かったことになんてならない。

その事実は、いつでも”君”の、心の中の道しるべになってくれるだろうと語ります。

涙で歪んだ風景の中に、これから行かなくてはならない道が見えています。

これまでの汚れた靴のようなしがらみは捨てて、まっさらになって、新しい道を行かなくちゃと、そっと”君”の背中を押します。

いつでも、帰ってくるところはここにあるから、と小さく歌いながら。

時代を経ても変わらない、スピッツの歌詞の世界

【魔女旅に出る/スピッツ】「苺の味」が表すものとは?意味深な歌詞の謎を解く!収録アルバム情報ありの画像

言葉の使い方は、今も昔も変わらない、やっぱりスピッツだと感じさせてくれますね。

可愛らしく、耳に優しい言葉ながら、その奥には深い意味を孕んでいます。

爽やかなだけではないスピッツの魅力。現在のスピッツとは少し違うそのサウンドとともに、堪能してみてください。

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