2014年の秋に放送されたNHK朝の連続テレビ小説『マッサン』の主題歌です。
日本で初めて国産のウイスキーを作った夫婦の物語にちなみ、曲にはウイスキーの本場、スコットランドの民族楽器バグパイプの音が使われています。
『マッサン』の主人公はもちろん、諦めない心を持った日本人に対する応援歌というテーマで作られています。
【第7位】『わかれうた』
1977年にリリースされ、ミリオンセラーも突破した人気曲です。
また、中島みゆき初のオリコンシングルチャート1位を獲得した曲でもあります。
中島みゆきの代表曲といえば、この『わかれうた』をイメージする人も多いのではないでしょうか?
「失恋歌の女王」という称号を持つ中島みゆきですが、この曲がきっかけでそのような異名が生まれたという説もあります。
失恋を経験した人は思い切り情念を込めてこの曲を歌いたくなるかもしれません!
【第6位】『銀の龍の背に乗って』
フジテレビ系列のドラマ『Dr.コトー診療所』の主題歌に使用された曲です。
ドラマもヒットしたことにより、この曲もヒットとなりました。
工藤静香、佐藤聡美、槇原敬之などの人気アーティストにもカバーされています。
この曲の歌詞は非常に奥深く、聴く人によって色々な解釈ができると思います。
「銀の龍の背」という架空の存在が表わす幻想的な印象、しかしその裏には傷つき非力な人たちを奮い立たせるようなメッセージが感じられます。
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【第5位】『空と君のあいだに』
1994年に大ヒットし、社会現象も起こした超人気ドラマ『家なき子』の主題歌です。
「同情するなら金をくれ!」の決め台詞は、流行語にもなりました。
『空と君のあいだに』もドラマの内容をイメージして作られたものですが、実は主人公ではなく犬の目線で書かれた詩というのはご存知ですか?
ドラマの主人公である少女「すず」が飼っている愛犬「リュウ」がすずを思う気持ちを歌詞にしたものです。
その為MVにも多数の犬が登場しています。
少女の目線ではなくあえて犬目線で詩を書くというのは、さすが中島みゆきと感じますね!
【第4位】『悪女』
『わかれうた』に続いて1980年代にオリコンチャートで1位を獲得したシングルです。
売り上げ枚数は80万枚以上で、中島みゆきの代表曲の一つですね。
歌詞の内容は付き合っている彼氏が浮気をしている為、自ら嫌われるようにあの手この手を使う女性の姿を描いています。
タイトルは『悪女』ですが歌詞の主人公が悪女の訳ではなく、むしろ(悪女になりたい)という願望のようですね。
浮気に対して腹を立てつつもキッパリと別れることはできない、そんな恋愛のモヤモヤした感情を歌い上げています。
【第3位】『時代』
サビの歌詞は誰もが聴いたことがあるでしょう。中島みゆきのデビュー年である1975年に発表されました。
この曲には中島みゆき本人が体験した、ある壮絶な出来事が隠れているとか。
デビュー目前だったある日、中島みゆきの父親は病に倒れ昏睡状態になってしまいました。
この時『第10回ポピュラーソングコンテスト』の出場も控えていましたが、父親の容体は戻らないまま。
そこで本来は別の曲で出場する予定だったポピュラーソングコンテストに、この『時代』で出場する事にしました。
父親の存在が、「時代の流れによってどんな出来事もいつかいい思い出になると話せるようになる」という意味の歌詞を生み出したのかもしれませんね。