「冒険の始まりは君の中の
– ここじゃないどこかへと行ってみたい気持ち- だから
どんなに険しい道にはばまれようと
その気持ちこそが君の使える魔法だよ」
出典: PLAY/作詞:saori 作曲:saori
そもそも冒険は行動に移すきっかけとなった気持ちから始まっている。
どんなに険しい道があっても、その気持ちこそが主人公の使える「魔法」と言っています。
では、どのように現実世界を投影しているのでしょうか。
頑張っている人に向けたメッセージ
そもそもこの曲は、何か目標のために頑張っている人をゲームに例えているのではないでしょうか?
夢を叶えたいと思い続けることは簡単です。
でも、叶えるための一歩を踏み出せる人というのは、ごくわずかです。
実際に夢を叶えるために一歩を踏み出すためには、大きな不安や迷いと戦い、決断をする必要があります。
この一歩を踏み出せる覚悟を持った時点で、心の中に大きなエネルギー源を持っているはずです。
一歩を踏み出したからこそ険しい困難も訪れます。
でも現実世界では特殊能力のような「魔法」は使えないですよね?
この行動に移した時の「勇気」や「覚悟」こそが、唯一無二の「魔法」なのではないでしょうか。
大きな目標を持っている人は、あらゆる困難を乗り越える力を秘めています。
それはフィクションの魔法に決して劣らない、素晴らしい力なのだと思います。
魔法の書を読んだ主人公の心情が徐々に変化
呪文の書の内容に落胆してしまう
ところが、呪文の書を読んだ主人公は少し落胆してしまいます。
手を尽くしたうえで特別な魔法を求めたのに「気持ちが魔法」と言われれば、期待はずれな気持ちにはなりますよね。
それはつまるところのところ
魔法は使えないってことで
この体とこん棒ひとつ
振り回してクリアしろという
出典: PLAY/作詞:saori 作曲:saori
「体とこん棒一つでがむしゃらにクリアしろってことか」と言っています。
この時点で主人公は、自分の内に秘めている力や可能性に気がついていない印象ですね。
繰り返すうちに気持ちに変化が訪れる
少しだけど分かってきたぞ
このゲームは何かおかしいな
気づいたのに僕は不思議と
クリアしたい気持ちに駆られる
ああミスったもいっかいやってみよう
出典: PLAY/作詞:saori 作曲:saori
「このゲームおかしいな」と想いながらも、不思議と挑戦するのが楽しくなってくる感覚。
段々と力がみなぎってきている感じがしますね。
現実世界でもきっと同じなのだと思います。
失敗しても挑戦し続けることで、大きな成功は生まれます。
めげずに続けることは無駄ではなくて、少しずつ目標へは近づいているのではないでしょうか。
何度もトライ
しているうちに
ひとりふたり三人四人
村人が増えてきては
「頑張れ」って叫んでる
出典: PLAY/作詞:saori 作曲:saori
何度もトライするうちに、応援してくれる人が増えていきます。
本気で頑張っている主人公だからこそ、それに感化され、自ずと人が集まってきたのでしょうか。
一人ではくじけそうでも、誰か応援してくれる人がいるだけで、何倍もエネルギーが湧く気がしますね。
これは何度も挑戦したからこそ得られた「宝物」ともいえます。
みなぎる力はさらに奮い立たせる
応援してくれる仲間を得て、主人公はさらに勢いを増します。
何度もトライ
してもコンティニュー
魔法なんて使えないから
すすめ 逃げろ 戦うんだ
それでもダメならば
呪文を唱えろ
出典: PLAY/作詞:saori 作曲:saori