STU48『風を待つ』
STU48の待ちに待ったセカンドシングル『風を待つ』のMVとジャケット写真がついに公開されました。
当初は2018年8月に予定されていたリリース日が、2019年2月に延期。
半年も待たされたファンは心底待ちきれなかったことでしょう。
セカンドシングルへの道のりは遠く、1年振りのリリースとなった今作。
『風を待つ』には、メンバーたちやファンの熱い想いが詰め込められているような気がしてなりません。
まさに新しい風を待っていたようなSTU48が満を持してリリースする新曲。
今回は、『風を待つ』のMVについて解説したいと思います。
10分越えの壮大なMVが圧巻!
『風を待つ』のMVは、なんと10分を越えています。
はじめは全てがMV映像で、かなり長い曲なのかな?と思いました。
しかし見てみると、前半は楽曲のMV、後半はメイキング映像で構成されていました。
それなら10分という長さにも納得ですね。
前半が楽曲のMVですが、後半のメイキングを見ると前半のMVがさらに楽しめると思います。
ですから、ぜひメイキングを見たあとにもう一度前半のMVを見ていただきたいです。
メイキングをふまえたうえで見てみると、また違った感情で楽曲のMVを見ることができるでしょう。
MV映像をチェックする前に、MVが楽しくなる基礎知識をちょっぴりおさえておきましょう。
ドローンでの空撮
このMVはドローンで空から撮影されたものです。
階段を駆け上がるメンバーの姿や彼女たちのフォーメーションが空から綺麗に映し出されています。
ドローンってこんなことができるのか!と感心する方も多いでしょう。
1発撮り
そしてMVの楽曲部分は、ワンカットで撮影されています。
ワンカットというのは途中でカットしたものを継ぎ足すのではなく1発で全て撮りきる方法。
撮影が1曲全体を通して行われるため、失敗が許されません。
失敗するとメンバー全員に迷惑がかかってしまう…。
内心ドキドキですね。
他のメンバーに迷惑をかけてはいけないと頑張るメンバーの姿が見られます。
とはいえ、ワンカット撮影を何テイクも行い、その中から実際のMVにする映像を選んだということ。
坂や階段の多いロケ地で何度も撮影を行うメンバーたちには脱帽です。
しかも、その中で自分が一番良いものが選ばれるわけではなく、全体を見て一番良いものが選ばれるのです。
きっと撮影にはピリピリとした緊張感が漂っていたのでしょうね。
場所は瀬戸内の尾道
撮影場所に選ばれたのは、瀬戸内の尾道(おのみち)。
坂道や階段の多い昔ながらの街として知られています。
実際MVの美しい風景を見て、ここに行ってみたいな~と感じる方も多いのではないでしょうか。
STU48が瀬戸内の自然の中で歌い、瀬戸内の良いPRになると良いですね。
それでは、MVについての基礎知識をおさえたところで、いよいよMVを見てみましょう!
MVをご紹介
4x4の四角いフォーメーションでゆらゆら動くSTU48のメンバーたち。
全員を上から見る映像はドローンならではですね。
どちらかというとMVはストーリー性があるというよりも、踊りながら階段を上るメンバーに注目させたもの。
曲の振り付けや自然の豊かさに注目しながら見ることができる作品です。
前半のラストで大喜びするメンバーたちは、撮影が成功したことを心から喜んでいるのでしょう。
メイキング部分では、STU48の試練が垣間見れます。
アイドルの指導者はどうしてこうも厳しいのでしょうか?
センターとしての意識を持てといわれるメンバーがかわいそうで、それでも映像に引き付けられてしまうのです。
最後まで見て、もう一度前半のMVを見ると感動が膨れ上がりますよ。