Official髭男dism【Stand By You】歌詞の意味を紐解く…！真の意味にファンは感動

Official髭男dism（オフィシャルヒゲダンディズム）は2018年4月にメジャーデビューしたばかりの4人組のバンドです。

メジャーデビューシングルは月９ドラマの主題歌に採用。

しかし、残念ながらそれほどヒットしませんでした。

当初は話題になったものの『Official髭男dism』の名前を世に知らしめるほど売れもせず。

きっと周りの人も、もちろん本人たちもかなりショックだったのではないでしょうか。

そんな思いを胸に制作活動に邁進したことと思います。

そして、満を持してリリースされた第2弾シングル『Stand By You』。

この楽曲をスマッシュヒットさせて人気アーティストの仲間入りを狙いたいところです。

タイトルにもなっている『Stand By You』というフレーズがリフレイン。

力強く繰り返されるので、なんだか耳に残って気になります。

タイアップ曲という訳ではないのですが、ヒットしそうな予感のする『Stand By You』。

大切な彼女との愛を歌った歌詞がいい感じです。

今度こそヒットして『Official髭男dism』の名を広めてほしいものです。

さて、いったいどれだけの人がバンド名を正しく読めるのでしょうか『Official髭男dism』！（笑）

初めて聴いたときよりも2回目、2回目に聴いたときよりも3回目。

『Stand By You』は聴けば聴くほど耳に残る楽曲です。

恋人との幸せな毎日を過ごしながら、この先の未来でも一緒にいるんだということにも喜びを感じています。

他のどんなことも目に入らない。

何なら何もいらない。

ただ君がそばにいてくれさえすれば、必要なものなど何もないんです。

そこまで誰かを愛したことが、あなたにはあるでしょうか。

「運命の人」に出会う。

誰もがその日を夢見ています。

それはいつのことなのか、もしかしたら出会えないのかもしれません。

簡単なことではないのです。

でも、この楽曲で歌われている恋人たちは出会ってしまいました。

ここまで愛せる人は、もう絶対に「運命の人」なんです。

「今こうして一緒にいることが、とにかく幸せ。」そんな恋人たちを歌った『Stand By You』。

ときどき抽象的な表現方法がとられている歌詞が出ることも。

しかし、一見難解な歌詞を深読みすることで、その真の意味を知ることができます。

そんな奥深い魅力のある『Stand By You』。

ここからは、『Stand By You』の歌詞をひとつひとつ丁寧に読み取っていこうと思います。

そうすることで、この楽曲の世界観に触れ、深い意味を探り当てることができるのではないでしょうか。

『Official髭男dism』がこの楽曲にかける意気込みがうまく伝わればいいのですが…。

彼女に対する自分の想いを一途に歌っている楽曲です。

「完成形」とは『愛してる』とか『好きだよ』とか決まり切った言葉のこと。

ありふれた一言で簡単に伝えてしまうなんて。

僕の想いは、そんな簡単じゃないんだよ。

言った僕も言われた君もしらけてしまう。

だから、歌にしてみたよ。

関係ないやつから邪魔されないように。

もう外野からの声なんて聞きたくない、聞こえない。

ただただ彼女といることだけが僕のすべてなんです。

一緒にいる時間は永遠に色褪せることの無い永久不滅なんだと歌っています。

こんなふうに愛したい、愛されたい。

そう思いながらこの楽曲を聴いている人は多いと思います。

素晴らしい芸術作品の小説や映画より君との物語のほうが素敵だなんて。

そんなうれしいこと言ってくれる人なんて、あんまりいません。

しかし完成形の言葉を口にしたくないと決めているだけに、歌詞の言い回しが独特で面白いですね。

なんといっても大切な人に贈る言葉ですから、やはり特別な言葉でなくては意味がありません。

この世に1つしかない自分だけの、自分らしい言い回し。

それを苦悶の末に絞り出した感じがあって素敵です。

お互いの好きな本や映画、一緒に観たものもたくさんあるでしょう。

フィクションの素敵な世界すらも超えるような素敵な日々を一緒に作っていこうだなんて、とても男らしい感じがしますね。

この辺りは正に「ダンディズム」を感じる歌詞だといえるのではないでしょうか！

また、ふざけ合いたいと歌詞の中で言っているところがあります。

『official髭男dism』はメンバー全員がまだ若いバンド。

大人の男性がこんな風に言っていると少しおかしな感じがしますが、メンバーの年齢を考えるとむしろ可愛らしいです。

こういったところにも等身大の真っ直ぐな気持ちが込められているのでしょうね。

『Stand By Me』とは、「君のそばにいる」、「君を守りたい」などという意味です。

さて、「涙のターミナル」って何でしょう。

難解な表現です。

駅などでターミナルといえば入出庫する場所。

涙が出たり入ったり？

泣いたり笑ったりを繰り返すみたいな意味に使われている言葉なのでしょうか。

でも、君と一緒にいれば未来が輝く。

ふたりで過ごす時間が歌になって永遠に輝くのです。

街はいつも騒がしくて余計な邪魔をしてくる。

でも、その街を抜け出して光があふれる夢の続きは彼女と一緒に見ることが出来るのです。

なんと幸せな恋でしょうか。

この楽曲の歌詞をたどっていると、本当にうらやましくなってきます。

『official髭男dism』の歌詞といえば度々、歌詞の中で韻を踏んでいる印象があります。

本曲でもそれが確認できるのですが、それが「涙のターミナル」の部分ですね。

「ターミナル」と次に登場する「ハイになる」が掛かっているのが分かります。

こうやって言葉遊びがしたかったのもあるとは思いますが、それでもしっかりと意味のある歌詞です。

さて、ここで難解な言葉である涙のターミナルの意味を考えてみましょう。

前述したように、おそらく駅などで車体を入出庫する場所という意味で使われているのだと思います。

もちろんこの歌詞の中では出し入れするのは電車や車ではなく「涙」です。

なぜ2人並んで待っているのでしょうか？

人間が涙を流す時の感情は大きく分けて2つあります。

単純な事ですが、悲しい時と嬉しい時ですね。

1人では只々悲しいだけの涙でも、2人一緒に分かち合えば素敵な将来のための意味のある涙になるのです。

そうでない人もいるかも知れませんが涙を流す時というのは大抵の場合、人生の大切な場面なのではないかと思います。

そんな大切な瞬間を共にし、同じ感情を共有する事で2人の絆はどんどん深まっていくのです。

つまり主人公にとって、涙は明るい未来に連れて行ってくれる乗り物なのでしょう。

「涙のターミナル」だけでは少し意味の分かりずらい歌詞ですが、その先の歌詞をじっくりと読めば意味が見えてきましたね。