カブトムシ
最も有名な「カブトムシ」は意外にも8位という結果になっています。
アルバムは全12枚で最高位は2003年発売の「暁のラブレター」など9枚ものアルバムが1位を獲得しています。
2002年には松任谷由美のトリビュートアルバム「Queen’s Fellows」に参加し、「セシルの週末」を歌っています。
紅白へは2000年から計12回の出場を果たしています。
aikoの歌詞の魅力
力強さと繊細さ
aikoの代表曲「カブトムシ」も「弱い」「死んでしまいそうで」といった女の子が持つ強さの裏側を優しく表現しています。
「秘密」について
スローなピアノの前奏で始まるこの曲はaikoの高音が優しく、そして切なく響く曲です。
曲が終わった後、何となくホッとするようなでも少し寂しいようなそんな気持ちが入り混じった感覚を覚えます。
ちょっぴり甘くほろ苦いいとおしさ
最後に「秘密」の歌詞についてのコメントです。
思いを寄せる匂いは
あなたはいつも僕を忘れないようにと
帰りに強く抱きしめる
大きな忘れ物よ 苦しい忘れ物よ
残った匂いがあたしを包む
これ以上想いが募ったら
何だか好きだけじゃ済まなくなりそうで
出典: https://twitter.com/kaho_aikosuki/status/824674013184040962
若い時は相手がすぐ近くにいないと不安になるものです。あなたもその人の一人なのでしょう。
あたしを抱きしめることであたしの中に記憶を残したい、そんな気持ちが伝わります。
忘れ物はもちろんあなたの香りです。
抱きしめられた瞬間は嬉しくても、さよならを言った後はもっと一緒にいたいという気持ちが芽生えてしまいます。
抱きしめられた後の移り香が、一人になったあたしを余計に切なくさせてしまいます。
そう、あなたを思い出してしまうからです。
でも強く抱きしめられれば強く抱きしめられるほど自分が怖くなってしまいます。
なぜなら、あなたのことをどんどん好きになってしまうからです。
もしあなたを好きになることで何かを失ってしまったら?そんな不安がよぎってしまいます。
女の子の心と体
声を聞かせて 親指握って
軟らかいキスをして 何処にいても思い出して
我が儘な体と泣いてる心
そっけないふりでごまかす あいしてる
出典: https://twitter.com/aiko_words/status/296250598293110785
声を聞きたいと思うのも、親指を握って欲しいと思うのも、あたしが甘えん坊の証だからです。
手を握るのは強すぎます。でも親指なら安心できるからです。
「ドラマチックなキスじゃなくていい、不安な気持ちを優しく包んでくれるようなキスをして欲しい。」
こんな気持ちになったことは女の子なら一度はあるはずです。
素直じゃない自分の心と裏腹に体はあなたのぬくもりを求めている。
ストレートには伝えられないあたしの気持ち、それが「秘密」です。
「あいしてる」と伝えたいのに、「あいしてる」と言ってしまうと何かが壊れてしまいそうで臆病になるのです。