【嵐/WISH】隠された歌詞の意味を徹底解釈！ドラマ『花より男子』主題歌の今作を紹介♪

ジャニーズ事務所の看板アイドルとして不動の人気を誇る嵐。

2016年には、第67回NHK紅白歌合戦で8回目の出場を果たし、メンバーの相葉雅紀が白組の司会を務めるなど、お茶の間にもその人気は浸透しています。

【WISH】は、そんな嵐の15枚目のシングルで、オリコンチャートでも1位を獲得した人気の曲。

また、2005年の10月に放送されたテレビドラマ『花より男子』の主題歌に採用されています。

ドラマ『花より男子』は、漫画雑誌「マーガレット」に連載された漫画を原作にドラマ化されました。

主演のヒロイン牧野つくし役を井上真央、つくしに想いをよせる御曹司道明寺司役を、嵐の松本潤が演じています。

ドラマ『花より男子』は秋クールNO.1ヒットドラマとなり、2007年に「花より男子2（リターンズ）」が放映されます。

「花より男子2（リターンズ）」も好評だったことから、さらに「花より男子F（ファイナル）」として映画化されるほど人気作となりました。

この『花より男子』シリーズは、日本だけでなく、台湾や韓国でもドラマ化されています。

主人公である牧野つくしは、一般中流家庭の娘として生まれました。

しかし、母親の娘を玉の輿に乗せたいという願望から、明らかに生活階級の異なる英徳学園へ進学させられます。

この英徳学園は、富裕層の子息が通う高校で、彼女は学園の中でも浮いた存在でした。

そして、彼女は学園の中にF4（Flower4の意味。花の4人組のこと）と呼ばれる4人組の生徒がいることを知ります。

彼らは両親が学園に多額の寄付をしており、生徒だけでなく教師まで思うままに牛耳っていたのです。

後に牧野つくしに恋心を抱くようになる道明寺司は、そのメンバーのうちの一人でした。

あることがきっかけで、F4に目を付けられ、学園中からいじめの対象となってしまった牧野つくし。

しかし、持ち前の正義感と根性によって、決していじめに屈することはありませんでした。

そんな彼女の様子は次第に周囲の態度を変えていきます。彼女はいつしか「英徳のジャンヌ・ダルク」とまで呼ばれる存在になっていくのです。

敵視していたはずの道明寺司でしたが、彼は牧野つくしの強さに心を動かされ、次第に恋心を抱くようになっていきます。

ドラマ『花より男子』のオープニングテーマ曲となっている【WISH】。

嵐の松本潤は、このドラマ『花より男子』でヒロイン牧野つくしに恋心を抱く道明寺司役を演じています。

このため【WISH】の歌詞の中には、ストーリーでは描き切れなかった道明寺司の心情が描かれています。

街にイルミネーションが輝き、音楽が鳴り響くクリスマスシーズン。

恋人たちが寄り添い合い、思わず微笑んでしまうような楽しい季節です。

そんなクリスマスの美しい演出を想像しながら、道明寺司は、好きな牧野つくしのことを考えます、

この美しい風景の中に、君を連れて行こうと。

牧野つくしを好きになったのは、道明寺司の方でした。

しかし、恋愛に奥手で不器用なつくしは、なかなか道明寺司の気持ちに気づいてくれません。

道明寺司は、道明寺財閥の跡取り息子で甘やかされて育ち、お金で買えないものは無いという傲慢な考えの持ち主。

しかし、自分とは全く価値観の異なる庶民出身のつくしに心惹かれるうちに、考えが変わっていきます。

お金も権力も持っているはずの彼は、一見何ももっていないはずのつくしに相応しい男になろうとさえ考えるようになるのです。