ずっと真夜中でいいのに。【正しい偽りからの起床】1stミニアルバム全曲解説！歌声が導く目覚めの真意は

そんな主人公の想いは言葉にならないもの。

でも今はそれでいいと考えているのです。

辛くてもその想いを抱えたまま日々を過ごします。

そうして主人公を乗せた船はただ流れていきます。

行きつく先はどこなのかわからぬまま、ただぼんやりと光る場所へと進んでいくのです。

タイトルでいう水になったものは、主人公の理性。

正しくいなければならないという想いは、君がいることですべて無駄になってしまいます。

そもそも正しいとは何なのか。

アルバムタイトルにある"正しい偽り"という表現は、"正しさ"と"偽り"の境界が曖昧であることを表しているのかもしれません。

「正しい偽りからの起床」に収録された6曲全てをご紹介させていただきました。

ずとまよの独特な世界観がギュッと詰め込まれた1st ミニアルバム。

ボーカルACAねの声により、歌詞の重みがさらに伝わってきます。

ぜひ6曲通して聴いてみてください。

また、2019年10月には「潜潜話」というフルアルバムも発売されています。

こちらもずとまよを知るには欠かせない1枚となっておりますので、併せてチェックしてみてはいかがでしょうか。