シクラメンの「僕の宝物」はまるでスルメ!
東京の下町・蒲田が生んだ4人組スルメサウンドグループ「シクラメン」。
まるで周知の事実であるかのように「スルメサウンド」と記載しましたが、もちろん造語です。
メロディを噛み締め、歌詞を噛み締め、映像を噛み締め、またメロディを噛み締める。
繰り返すごとに楽曲の素晴らしさがにじみ出します。
シクラメンのメンバーは、自らのサウンドを「噛めば噛むほど味が出るスルメ」に例えているのです。
「僕の宝物」をピックアップ
シクラメンのメジャー1stシングル「僕の宝物」。
2011年公開の映画「DOG×POLICE 純白の絆」の主題歌に起用されました。
主演は市原隼人。警視庁の警備犬と新人警官が爆破事件の捜査を通して絆を深めていく内容です。
「僕の宝物」の歌詞と映画のストーリーに、重なる部分はあるのでしょうか。
大切な存在に届けたい思いとは?大切な存在がくれた「目に見えないもの」とは?
「僕の宝物」の収録アルバムは2枚
メジャー1stアルバム「スルメ1」
2013年5月にリリースされたアルバム「スルメ1」。
「僕の宝物」は2曲目に挿入されています。
CDジャケットに描かれた「スルメ」と「犬」。
この犬はもしかして映画の……と考えますが、おそらく「1=ワン=犬」を表しているのでしょう。
ちなみにインディーズ時代に「スルメ」というアルバムをリリースしています。
「スルメ」と「スルメ1」は全く別のものですのでご注意ください。
ベストアルバム「スルメBEST」
「僕の宝物」の全てがこの歌詞に詰まっている
「僕の宝物」に登場するのは「僕」と「君」の二人。
お互いに大切な存在だと思い合っているようです。
「君」は女性なのか、家族なのか、はたまた犬なのか猫なのかは分かりません。
自分にとって大切な存在がいるのなら、相手の種を問わず、共感できる一曲です。
イントロとして歌われる歌詞に、この曲の訴求点が全て詰まっています。