何度でも「ありがとう」
言葉だけじゃ伝えきれない
どんな時もそばにいるよ
ずっと守り続けたい 宝物

出典: 僕の宝物/作詞:DEppa,電球 作曲:DEppa,電球

あなたにとって、いつもそばにいる存在は誰ですか?

そばにいてくれることに対し、感謝を伝えることはありますか?

そばにいることが当たり前になると「一緒にいてくれてありがとう」なんてわざわざ言いません。

失って初めて、存在の大きさを思い知ることもあります。

そうならないように今、あえて「ありがとう」を伝えたい。

それは言葉である必要はありません。むしろ言葉では思いの全てが伝わらないかもしれません。

まずは相手が辛いとき、悲しいとき、そして嬉しいときも必ずそばにいると誓います。

君がそんなふうに僕の感情に寄り添ってくれたから、僕も相手の感情を受け止めて、守っていくと歌います。

誰にも渡せない自分だけの宝物を守れるのは、自分だけなのです。

幸せとは何か

二人が出会ったのは奇跡だと歌う「僕の宝物」。

出会いは偶然ではなく必然だった、と「運命」を歌う曲は沢山あります。

この曲は、奇跡だからこそ大切にしたい出会いが描かれています。

奇跡と奇跡が重なった

少し照れ臭いけど 真面目に話すよ
気持ち伝えたいよ

出典: 僕の宝物/作詞:DEppa 電球 作曲:DEppa 電球

自分の気持を真っ直ぐに伝えることは、気恥ずかしいものです。

ついつい笑って誤魔化してしまったり、そっけない言葉に言い換えてしまったり。

今ならメッセージとして送ってしまうかもしれません。

僕は、君への思いを100%間違いなく届けたいから「話す」ことにしました。

誤魔化さずに、感じたまま言葉を紡いでいきます。

数ある奇跡的な出会い
何億通りもある中で 君と出会って
時間を重ねて 心を重ねて

出典: 僕の宝物/作詞:DEppa 電球 作曲:DEppa 電球

両親が出会い、この世に君と僕が生まれたことが、まずは奇跡です。

そこから沢山の人と関わりながら成長していきます。関わりの数は出会いの数と言えるでしょう。

生きていく中で何度も選択を繰り返し、やっと君に出会いました。

初めは大勢の中の一人としての「君」だったはずです。

時間を共有するうちに、惹かれる部分を見つけます。

それは僕だけでなく、君も同じだったのでしょう。思いと思いがぴったりと重なりました。

ほんの少しだけど気付いた
答えなんていらなくて 探してもいない

出典: 僕の宝物/作詞:DEppa 電球 作曲:DEppa 電球

二人で仲を深めていくうちに、心の中にふんわりと何かが浮かんでいることに気づきます。

それがどんな名前の感情か、僕は何となく気づいていますが、あえて名前を意識しませんでした。

抱いている気持ちが何なのか、決める必要はありません。

「今何かを感じている」ことが大切なのです。

感情を重ねる幸せ

沢山笑い合い 沢山泣き合い共に生きてく
たったそれだけの事で幸せ ただ幸せなんだよ

出典: 僕の宝物/作詞:DEppa 電球 作曲:DEppa 電球

笑い「合い」、泣き「合う」。

「合う」という表現から感じるのは、相手の感情に寄り添うことです。

嬉しそうな君を見れば一緒に笑って、悲しみに涙する君がいれば一緒に悲しむ。

思いが重なって結ばれた二人は、喜怒哀楽も重ね合わせて生きていきます。

「たったそれだけ」ですが、相手が大切だからできることなのです。

君も僕もお互いを大切な存在だと思っているからできること。だから幸せを感じます。

僕にだけくれた幸せ

何度でも「ありがとう」
言葉だけじゃ伝えきれない
君が僕にくれたものは
かけがえのないもの
少しでも「ありがとう」
この気持ちが届きますように
どんな時もそばにいるよ 大切だから
ずっと守り続けたい宝物

出典: 僕の宝物/作詞:DEppa 電球 作曲:DEppa 電球

心の中に浮かんだ感情を、あえて言葉にするならば「ありがとう」なのでしょう。

しかし、ただの「Thank you.」や「感謝」とはニュアンスが違います

君と気持ちを重ね合わせて感じた幸せは、お金では買えません。他の人からはもらえません。

何にも変えられない幸福を、他の誰でもなく自分にくれた

だから「ありがとう」を伝えたいのです。

僕は君に「ありがとう」を届けるために、君に幸せを感じてもらうために、寄り添います。

これからもずっとそばにいて、幸せで包み込んで守っていくのでしょう。

とめどない感謝を君に