ファンモンの11thシングル「ヒーロー」

【ヒーロー/FUNKY MONKEY BABYS】PVの出演者が気になる!?歌詞&コード譜も紹介♪の画像

今回ご紹介する曲「ヒーロー」は、2013年に惜しまれつつ解散したヒップホップユニット・FUNKY MONKEY BABYS11thシングルです。

この曲は「ヒーロー/明日へ」という両A面シングルとして、2009年11月18日にリリースされました。オリコン週間ランキングでは4位という好記録を残しています。

同年、FUNKY MONKEY BABYSことファンモンははじめて紅白の舞台に立つこととなり、このときに歌った曲が「ヒーロー」でした。

"全国のお父さんの応援ソング"という位置づけのこの曲は、野球選手の登場曲としても人気です。

現在は巨人軍の監督を務めている高橋由伸さんも、2010年に登場ソングとして「ヒーロー」を使用していたんですよ。

「ヒーロー」を収録しているCDは?

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両A面シングルとして通常盤・初回限定盤A・初回限定盤Bという3形態で発売された「ヒーロー/明日へ」。

「ヒーロー」はファンモンのオリジナルアルバムには収録されておらず、下記のベストアルバムに収録されています。

  • 2010年『ファンキーモンキーベイビーズBEST』
  • 2013年『ファンキーモンキーベイビーズLAST BEST』
  • 2016年FUNKY MONKEY BABYS 10th Anniversary “COMPLETE BEST”』
  • 2016年『FUNKY MONKEY BABYS 10th Anniversary Best “YELL"』

「ヒーロー」のPVには羽鳥アナが出演

こちらの動画は「ヒーロー」のPVです。ファンモンのジャケ写とPV撮影は曲の雰囲気に合った人がオファーされるのは有名ですよね。

登場しているのは、シングルCD通常盤と初回限定版Aでジャケットに起用されたアナウンサーの羽鳥慎一さん。職場で毎日忙しく働くお父さんを演じています。

職場はテレビ局という設定。羽鳥さんの職業に即しているのでリアリティがありますよね。

ちなみに、羽鳥さんの息子役を演じているのは小林正宗さん。

2009年から2010年にかけて、テレビ番組「めちゃ2イケてるッ!」でオカレモンJr.を演じて人気を博した子役さんなので、懐かしく感じる人も多いのではないでしょうか?

PVで描かれているのは、日々忙しく仕事をこなしつつ、詰まった時間を調整して授業参観に顔を出すお父さんの姿です。なんだか感動してしまいますね。

「ヒーロー」の歌詞&コード譜を紹介

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「ヒーロー」のPVを見てグッと来てしまった方も多いのではないでしょうか。次は「ヒーロー」の歌詞とコード譜をご紹介します。

お父さんという立場の人が集まる飲み会では盛り上がること間違いなしの1曲。誕生日などの記念日に子どもからお父さんに歌うというのも父親としては嬉しいそうですよ♪

ギターをお持ちの方は、ぜひコード譜もチェックしてみてくださいね!

イントロ(サビ)

C Bm7-5 Am G F
最寄り駅の改札抜ければ いつもよりちょっと勇敢なお父さん Daddy!
C Dm7 G7 C Bm7-5
その背中に愛する人のWowWow声がする
Am G F 
You gatta run for today いざ行かんゴールへ
Em Dm7 G7

出典: ヒーロー/作詞:FUNKY MONKEY BABYS 作曲:FUNKY MONKEY BABYS/田中隼人

コード譜の最後の1行<Em Dm7 G7>は間奏部分です。

<最寄り駅の改札>は、毎朝お父さんが立つスタートラインスタートを切れば<ちょっと勇敢なお父さん>となってお仕事モードに入ります。

背中に背負っているのは<愛する人>の声。奥さんや子どもから「いってらっしゃい」や「がんばってね」と声をかけて貰ったのかな、と想像します。

<You gatta run for today>は<今日のために走れ>と言う意味。

背中に掛けられた家族の声援に応えるため、今日もお父さんは<ゴール>に向かって"仕事"というマラソン大会を走り抜けます。

Aメロ

C Bm7-5
昨晩の疲れとアルコールがまだ残った午前6時 OH!
Am G
暗いニュース野菜ジュースで流し込み朝から全力疾走
F C
きっと今日も七転八倒 でも鳴らすな10カウント
Dm7 G
家族にとってのヒーローになるため 転んでも立ち上がるんだぜ

出典: ヒーロー/作詞:FUNKY MONKEY BABYS 作曲:FUNKY MONKEY BABYS/田中隼人

こちらで描かれているのは早朝から出勤するお父さんの姿です。毎朝コーヒーを飲みながら新聞を読み、少し余裕を持って出社……というのは理想の姿。

テレビをつけても、そう都合よくヤル気の出るような明るいニュースは流れません。

昨日から残っている<疲れ>と<アルコール>と一緒に、重い気持ちを<野菜ジュース>で一気に流し込む。それが現実です。

結局、仕事に追われていると家でリフレッシュする時間も取れないんですよね。

職場は職場で戦場です。<きっと今日も七転八倒>。毎日すべてを上手くこなせるわけではありません。

<でも鳴らすな10カウント>はボクシングのルールを比喩として使っています。

"ノックアウトされても10カウントを数え終わる前に立ち上がれ!"という意味ですね。

F G
株はまた急落 のしかかる重圧
Am G F
満員電車のバンザイは ギブアップじゃない冤罪対策
Dm7 C
ネオン街の誘惑 すりぬけて週末
F G7
家で待つ愛しいファミリー その笑顔がある限り

出典: ヒーロー/作詞:FUNKY MONKEY BABYS 作曲:FUNKY MONKEY BABYS/田中隼人

会社では仕事の<重圧>がお父さんの肩にのしかかります。今にも諦めてしまいたい気持ちがどこかにあるのかもしれませんね。

だけど「たとえ<バンザイ>ポーズを取ったとしても<ギブアップ>したわけじゃない!」と、歯を食いしばってでも踏ん張るお父さんの姿が想像されます。

そのポーズは<冤罪対策>というのが親近感が湧きますよね。