蒼井翔太の10thシングル「Tone」
「音色」を意味するタイトル
「Tone」は蒼井翔太さんの記念すべき10枚目のシングル曲です。
タイトルは「音色」という意味で、タイアップされたアニメに合わせたものになっています。
そんな「Tone」は、メロディ・歌声共にとても爽やか!
MVでよりその爽やかさがアップしているといえるでしょう。
このからっと晴れ渡った曲の雰囲気が、蒼井さんのイメージにもぴったりです。
公開されているMVはショートバージョンのみですが、これだけでも曲の魅力が伝わってきます。
今回はYouTubeで公開されている、このMVの内容を見てみましょう。
映像から見ることで、曲の新たな一面を知ることも出来る筈です。
アニメ『この音とまれ!』主題歌
「Tone」は『この音とまれ!』というアニメの主題歌となっています。
この作品は楽器の箏(こと)を中心とした青春アニメです。
タイトルの「音色」とは、恐らく箏の音を指しているのでしょう。
学園物としてはメジャーなストーリーですが、筝曲部というのが珍しいですね。
「Tone」を歌う蒼井翔太さんも、このアニメに声優として参加しています。
この曲のように明るいキャラかと思いきや、意外と落ち着いた人物を演じているようです。
歌と声優で全く違う印象という、このギャップもまた面白いのではないでしょうか。
歌詞には物語の展開に関わる言葉も散りばめられています。
今回はMVを取り上げますが、歌詞も是非チェックしてみてください。
「Tone」のMVはとにかく爽やか!
「Tone」のイメージといえば、まず出てくるのが「爽やか」でしょう。
これはMVの映像でも健在です。
映像としては、基本的に蒼井さんが歌いながら6人のバックダンサーとダンスを繰り広げる内容となっています。
物語テイストになっているMVもよくありますが、「Tone」はそのような構成ではありません。
曲そのものを重視しているというか、曲の世界観を楽しんでもらいたいという意図を感じられます。
その思いに沿って、MVのロケーションなど視覚的なものを中心に見ていきましょう。
「青」というイメージ
MVでまず目につくのが、雲一つない快晴の空です。
蒼井さん達が立つ断崖の向こうには青い海も広がっています。
二つの「青」だけで、この曲の雰囲気が伝わってくるのではないでしょうか。
そこに蒼井さんの歌声が合わさることで、「Tone」の世界観が具体的に分かるようになっています。
透き通った歌声がどこまでも響いていくような…、そんな印象を与えてくれる映像です。
考えてみれば、蒼井さんの姓名もこの画面にぴったり。
曲だけでなく歌っているアーティストの魅力を引き出すのにも、「青」という色は一役買っているのでしょう。
そもそも青は、空など「いつも目にする色」であるため嫌われにくい傾向があります。
また、この色はタイアップアニメの醍醐味である「青春」も感じさせてくれます。
衣装も爽やかさを重視?
背景は青い空に青い海、そして足元は無骨な断崖と自然風景満載なロケーションです。
そのためなのか蒼井さんやバックダンサーの衣装は、まるで普段着のようなカジュアルな服装になっています。
この服装がまた、MVを爽やかな雰囲気にしてくれているのです。
むしろスーツや個性的なダンサー衣装で踊る方があまり合わないでしょう。
「Tone」は春先にリリースされたので、MVの撮影時期はまだかなり寒い時期だったと考えられます。
おまけに海の近くなので、風も強かったのではないでしょうか。
衣装を見ているとあまり厚着しているようにも見えませんし、ダメージ加工でズボンにも穴が空いていました。
相当寒かったであろう現場でも、蒼井さんは笑顔を見せながらパフォーマンスをしています。
歌手としてだけでなく、舞台俳優としての意地も垣間見える映像です。
蒼井翔太の動きにも魅力が満載
ビジュアル面でもポイントが沢山あるMVですが、動作にも注目したいところです。
パッと全体を見ると、ただ踊っているだけに見えるかもしれません。
しかしながら、よく見てみるといくつか興味深い点が垣間見えます。
動画だからこそ味わえる、蒼井さんたちの動きを見てみましょう。