「Tone」で特徴的なのは、蒼井さんもしている軽快なダンスです。
見た目はキレッキレですが、振り付けは自体そんなに難しいものではありません。
その上歌詞の言葉をそのまま全身で表現しているような、比較的分かりやすい動きといえます。
ダンサーは蒼井さんを抜いて6人いますが、それ以上の人数になっても踊ることができるでしょう。
学祭などの催しでも踊れる難易度です。
ダンスとしての難しい技術は必要ないので、小学生など年齢層が低めでも踊れるのではないでしょうか。
曲調も明るくアップテンポなので盛り上がるには十分でしょう。
1番後半のスキンシップに注目
少し分かりにくいのですが、MV内では蒼井さんとバックダンサーの絡みもあります。
そのシーンがあるのは1番のサビの終わりです。
ショートMVでいうなら動画の終わりに差し掛かったあたりでしょう。
蒼井さんを挟むように立つダンサー2人が、笑顔で蒼井さんに合図をする場面があります。
この合図に蒼井さんは笑顔で応えていました。
この優しさに包まれる場は、観ている方まで心が温まるのでぜひ注目してみてください。
撮影中の裏話
見どころ満載な「Tone」のMVですが、くすっと笑える面白い撮影秘話もあるようです。
実際蒼井さんが撮影時に経験して、印象に残っているという裏話を紹介しましょう。
このようなエピソードは、MVの内容には直接関係ありません。
しかし裏話を知ることで、「こんな気持ちで踊っていたんだな」と分かります。
そうすれば、よりMVを楽しめることでしょう。
撮影で使ったドローンのエピソード
動画を観て分かったという人もいるかもしれませんが、「Tone」のMVはドローンを使用したそうです。
蒼井さんがリリースする楽曲のMV撮影でドローンを使ったのは、今回が初めてでした。
ドローンならわざわざ人がカメラを構える必要もありませんし、手軽に様々な角度から撮影できます。
ところが蒼井さんによるとドローンが近くに寄ってきた時は、「ブーン」という起動音がかなり大きかったのだとか。
メロディすら聞こえないほどだったそうで、「今はこの辺りかな」と勘で歌っている箇所もあったようです。
本人は「スズメバチの大群が近くにいるようだった」とたとえており、どれだけの音だったのか容易に想像がつきます。
ドローンって意外とうるさいんですね…。
撮影日は奇跡的な快晴
蒼井さんは自負するほどの雨男で、MVの撮影日間際に合ったライブツアーもほとんど晴れなかったようです。
ところが「Tone」の撮影日は奇跡的な快晴!
蒼井さんご自身もブログで歓喜したほどでした。
MVを観ても、そんなに雨ばかり降っていたとは思えません。
このような裏話があったとは驚きですね。
MVのメイキング映像も少しだけ公開
「Tone」は通常のMVだけでなく、メイキング映像も少しだけYouTubeで公開されています。
本来メイキング映像は、商品を買った時に同梱されていることが多いものです。
そのためYouTubeで少しでも自由に見られるようになっているのは珍しいのではないでしょうか。
すべてのメイキング映像が公開されているわけではありませんが、見ごたえたっぷりです。
メイキング映像には撮影の合間の様子は勿論、蒼井さんの素顔が垣間見られる動画となっています。
蒼井さんのファンなら是非見ておきたいムービーでしょう。
メイキングのフルバージョンは、シングルの初回限定盤に収録されています。
蒼井翔太の魅力を存分に引き出したMV
「Tone」のMVについて解説しました。
蒼井翔太さんの明るさと優しさ、そして何より爽やかさといった魅力が十二分に引き出された1曲です。
耳で曲だけを聴くのも楽しいですが、MVも合わせて観ることでより曲のイメージに深みが出てきます。
「Tone」を楽しむなら、是非とMVも一緒に観てみてください!