「LEVEL5-judgelight-」とは
fripSideの通算3枚目のシングル!
この曲は、fripSideの通算3枚目となるシングルとして、2010年2月17日にジェネオン・ユニバーサルより発売されました。
このシングルは、初回限定盤と通常版の2形態で発売されました。
初回限定盤には、この曲のPVを収録したDVDが同梱されています。
オリコンチャートでは週間4位、デイリー2位、2010年ど上半期47位を記録しています。
『とある科学の超電磁砲』の後期オープニングテーマ!
この曲は、テレビアニメ『とある科学の超電磁砲』の後期オープニングテーマとなっています。
前期のオープニングテーマもfripSideの楽曲「only my railgun」が使用されていて、前期後期合わせてオープニングはfripSideが担当することとなりました。
この曲のタイトルである「judgelight」は、「judgement」(裁き)と「light」(光)合わせた造語。
アニメの主要人物「白井黒子」が所属する「風紀委員(ジャッジメント)」からきているのでしょうか?
第2期である『とある科学の超電磁砲S』でもfripSideの曲が使われています。
正に「「超電磁砲」と言ったらfripSide!」と言えます。
歌詞に迫る
この曲の歌詞は、アニメ後半の台本を制作側から事前に貰って作詞されたそうです。
ボーカルの南條愛乃は、「美琴、黒子、初春、佐天(物語の主要登場人物である4人)から感じた絆を私なりに解釈して歌詞にしました」と語っています。
詳しく見ていきましょう。
響き合う 願いが今、覚醒めてく
譲れない未来のために
巡り逢う 運命を超えたその先に
この想い輝くから
出典: https://twitter.com/fripSide_bot/status/935299623458967552
冒頭から投下されるサビ。
「巡り逢う 運命を超えたその先に この想い輝くから」という歌詞は、この物語の主要人物である4人の思いが巡り、奥深いストーリ^-が作り上げられている事を表現しているように思えます。
「4人の絆を解釈して作った」という通り、彼女たちの絆が強く感じる歌詞ですね。
ここじゃない未来に想い託してみては
強さの本当の意味を捜し続けてた
ありのままの痛みを受け入れるその意味を
明日へ走り続ける君に知った
出典: https://twitter.com/LeonSei10ma0/status/336450510146117632
本当の強さとは何なのでしょうか?
『とある科学の超電磁砲』の主要人物である4人には、それぞれの強さや弱さがあります。
学園都市最強の御坂美琴、「風紀委員(ジャッジメント)」として活躍する白井黒子と初春飾利、「無能力者(レベル0)」でありながら友のために敵に立ち向かう佐天涙子。
それぞれが特有の強さを持ち、その強さを感じることで自身も成長していくのです。
このアニメを観ていると、「強さ」とは単純な能力だけではないと感じさせられます。
巡りゆく 景色が今流れてく
手繰り寄せた世界の先
降り注ぐシグナルを躰で感じて
解き放つ今全てを
出典: https://twitter.com/mochimochi1824/status/931859227215249409
この歌詞の後半「降り注ぐシグナルを躰で感じて 解き放つ今全てを」という歌詞は、4人の気持ちを託された御坂美琴が、全力の「超電磁砲」を放つ瞬間を表現しているように感じます。
アニメの後期のオープニングで台本を観て書かれた歌詞というだけあって、アニメの後半を観ていると「あのシーンの事かな?」と感じます。
よくわからないという人は、アニメ『とある科学の超電磁砲』の第20話~24話あたりを観てみてください。
きっとこの歌詞が言っていることが分かりますよ。
Just true in my heart
いつだって迷わないよ
消せない思いがあるから
解き明かす真実から目を逸らさずに
I’ll reach the next stage realize all
確かな絆信じて
出典: https://twitter.com/mochimochi1824/status/931859227215249409
まずは英詞を訳しましょう。
「just true in my heart」→「本当の真実は心の中に」
「I'll reach the next stage realize all」→「全てを理解し、次のステージに上がることを決意するだろう」
簡単に訳すとこんな感じだと思います。
歌詞の内容としては、
「真実は心の中にある、その思いは消すことが出来ないから絶対に迷わないよ。
どんなに辛い真実が待っていようとも目をそらさずに、すべてを受け入れ次のステージに進んでいこう。
確かな絆を信じて」
こんな内容を歌っているのではないでしょうか?
学園都市の真実というのは、知れば知るほど闇へと引きずり込まれて行きます。
それでも、4人でならいくらでも進んでいける、という解釈ですね。
最後の「確かな絆」は、4人の強い絆を表したフレーズです。