秋葉原ディアステージから飛び出したアキバ系アイドル「でんぱ組.inc」
「でんぱ組.inc」は、古川未鈴、相沢梨紗、夢眠ねむ、成瀬瑛美、藤咲彩音の5名の女性で構成されるアイドルグループです。
彼女たちの最大の特徴は、全員がゲームやアニメ、漫画、コスプレなどオタク系の得意ジャンルを持っていること。
また歌っている曲も電子音が多く、情報量が多い歌詞が詰め込まれた電波ソングが中心です。
現在ではアキバ系アイドルとして不動の人気を誇りますが、彼女らの活動のスタートは、東京秋葉原にあるディアステージでのライブ活動にありました。
相沢梨紗は2009年6月から参加した第2期メンバー
現在は5名で活動する「でんぱ組.inc」ですが、実は「でんぱ組.inc」には、前身である「でんぱ組」時代がありました。
「でんぱ組」が結成されたのは、2008年12月のこと。 当時ディアステージの店員として働いていた古川未鈴、小和田あかりの2名によって「でんぱ組」は結成されました。
彼女たちは、ディアステージでライブ活動を行いながら、インディーズからデビューを果たします。
そして2009年の6月に相沢梨紗と夢眠ねむが新たにメンバーとして加入。そしてユニット名を「でんぱ組」から現在の「でんぱ組.inc」へと変更したのです。
相沢梨紗はでんぱ組.inc結成当初「西村めめ」という芸名だった
現在では相沢梨紗という名前の方が知られていますが、実はこの名前は2010年の8月に変更したもの。
彼女はメイド喫茶で働いている時代からでんぱ組.inc結成当初までは、「西村めめ」という名前で活動していました。
本人はこの芸名をとても気に入っていたのですが、周囲から「画数が良くない」とか、「アキバのイメージが強すぎる」「萌えの要素が強すぎる」といった指摘が多かったとのこと。
そこで、かなり迷った結果名前を変えることにしたのです。
相沢梨紗がでんぱ組.incのメンバーになるまで
現在「りさちー」の愛称で親しまれる相沢梨紗。彼女はなぜ、でんぱ組.incのメンバーになったのでしょうか?
そのきっかけは、中学時代にまでさかのぼります。
先輩の影響でコスプレに目覚める
相沢梨紗が中学校に進学した時、周囲にコスプレが好きな先輩がいました。
彼女は徐々に先輩の影響を受け、自分もコスプレを始めるようになります。
そして、自ら積極的にコスプレ会場や同人誌の即売会に出かけるようになり、ますますコスプレにはまっていくのです。
高校の生徒会のメンバーの影響で秋葉原へ
そして、彼女は高校に進学後は、出席日数の不足を補うために生徒会に所属します。
そして、たまたまこの生徒会のメンバーには、オタクが大勢いました。
このため、彼女も次第に彼らの影響を受け、オタクの聖地と呼ばれる秋葉原に頻繁に通うようになっていくのです。