【Here I Am/Dragon Ash】歌詞公開は○○の命日！歌詞和訳からその意味を読み解く

新しいDragon Ashの誕生とIKUZONEへの追悼の想いがこもった曲です。

IKUZONEの命日「4月21日」に合わせて、2013年4月21日、曲の発売に先駆けて歌詞の全文をオフィシャルサイトで公開しました。

追悼と新しいDragon Ashの誕生をチェック！！

【和訳】

「私はここに存在している。私に少し歌わせてくれ。ドアをノックするように。私はここに存在している。

それは私だ。前と同じように呼吸しながら、維持しようとしている」

「ここにいるよ！」と自分の存在証明を宣言する歌詞ですね。

IKUZONEが亡くなってしまって、Dragon Ashはおそらく解散も考えたでしょう。

ベースが変わってしまうとバンドのグルーブが全く違うものに変化してしまいます。違うバンドといってもいいほどの違いです。

IKUZONEがいなくなって混乱の中で過ごしたDragon Ash。

しかし、Dragon Ashはバンドを続けることを決定しました。

Dragon Ashはこの曲で「ここにいるよ！バンドを続ける！」ということを表現したかったのでしょう。

IKUZONEが天国に召されて、今までのDragon Ashでいることは不可能ですが、新生Dragon Ashとして進もうと決めたのです。

IKUZONEの追悼のためにも「残されたおれたちは頑張っているよ！」という想いを強く感じます。

日々の迷いを表現した歌詞でしょう。生きていくことは判断することです。何かを選択したら、何かを諦めないといけません。

そんな迷いの日々の中でも、自分の信念に従って進むという意志を歌っているのではないでしょうか。

人は迷いそうになったときに、自分の信念を再確認して軌道修正するのです。

【和訳】ここでは英語の和訳を日本語の歌詞と別々にしてしまうと分かりにくいのでいっしょに記載しますね。

「心を失うこと。絶望して 粉々になった心情。私は自分のプライドを証明する。切望して抱き寄せるようにビートは続く。

何かを失うことの痛みによって引き起こされる深い恐れから私を解放してくれ。自分で自分を誇りに思えるように。

そう願って 途切れかけては奮い立たして」

IKUZONEを亡くした悲しみを歌っています。バンドメンバーの死によって引き裂かれた心。

しかし、そこから自分たちを奮い立たせて前進しようとするDragon Ash。

Dragon Ashとしてのバンドの存在証明を宣言しています。

ミュージシャンの道半ばで急死したIKUZONEの無念のためにも、Dragon Ashとして音楽を創造することを止めてはいけません。