ここからサビに入ります。

ここではまだ思い描いていた自分にはなれていないようです。

まだまだ失敗してしまったり、やりきれないような思いをすることもあるのでしょう。

落ち込んだり悔しくて涙をする日もあるのかもしれません。

「僕たちだって未熟なんだ」と私だけじゃないんだと励ましてくれているようにも読み取れます。

メンバーの心地の良いハーモニーが背中を押してくれるように感じることができるでしょう。

少しずつ変わっていけたら

そう思うたびに弱さを知って
心のピースを埋めていく

出典: 僕らは まだ/作詞:岩崎慧 作曲:岩崎慧

失敗をすることは悪いことではないということに気付けているのでしょう。

失敗をして自分の弱点を知ることは、成長していく上でとても大切な過程となります。

失敗をしたからこそ人に教えることが出来、人に優しくもなれるものです。

一度立ち止まって自分を見つめ直すことで足りない部分を少しずつ補っていくことが出来ます。

少しずつ成長していく様子が読み取れる歌詞になっています。

振り返る大切な時間

決して平坦な道程ではなかった

夢と絶望の真ん中を
フラつきながら真っ直ぐ歩いた
助け舟が通り過ぎるころに
僕らは大人になっていく

出典: 僕らは まだ/作詞:岩崎慧 作曲:岩崎慧

ここから歌は2番に入っていきます。

1行目の歌詞の意味はどういうことなのでしょうか。

これは過去の自分が「思い描いていた未来」と「上手くいかなかった未来」の間なのでしょう。

思い描いていた自分になるには決して簡単ではなく、想定外の出来事もあるかもしれません。

自分は何にも変われないのかもと夢を諦める日もあるもの。

決して平淡な道ではありませんでしたが、それでも僕はただ真っ直ぐ進むのです。

そうやって頑張っている人のところには自然と応援してくれる人が現れます。

なりたい自分になれるように後押しをしてくれるような存在が出てくるのです。

たくさんの人に支えられて成長しているのだと実感している様子が読み取れるでしょう。

大切なものを失くさないように

心はまだチグハグで
言葉はまだ悪くない
大事な人と限りある時の中
笑い合えればいいな

出典: 僕らは まだ/作詞:岩崎慧 作曲:岩崎慧

まだ心が不安定になってしまうこともあるのでしょう。

自分がどこを目指しているのか何が本当にやりたいことなのか迷ってしまうこともあります。

時に人を傷付けてしまうような言葉が、心と裏腹に出てしまうこともあるのかもしれません。

そんなまだ未熟な自分でも、本当に大切なことが何かは解っているようです。

自分を変わらずにずっと支え続けてくれた存在は大切にしたいと思っています。

そして、絶やすことなく笑顔を届け続けられればと願う様子を読み取ることができるでしょう。

僕らの旅は終わらない

成長を実感できている

見上げた空は大袈裟なくらい
青く透き通っていたから
なんだか少しホッとしたんだ
いつものように歩き出した

出典: 僕らは まだ/作詞:岩崎慧 作曲:岩崎慧

青空には人の心を癒す効果があると思います。

落ち込むようなことがあった日でも、青空の下に出ると悩みが嘘みたいに小さくなっていくのです。

なりたい自分に向かって歩いていると周りが見えなくなっていることもあるかもしれません。

集中するあまりどんどん自分の世界に閉じこもってしまうこともあります。

そんなときふと晴れた空を見上げると、心の曇りも晴れるような気持ちになれるものです。

そうやって少し立ち止まりながらゆっくり進んでいくことも悪くないと思えているのでしょう。

道はずっと続いている