ベーシストの要!リズム練習もしよう!
ここからは、メトロノームを使ってリズムの練習をしていきます。
ベーシストは、リズムを崩すことができないので、きちんとメトロノームに合わせて練習しましょう。
メトロノームのテンポは、最初は60くらいでいいです。
慣れてきたら、早くしていってみましょう。
ここでは、2つのステップを踏んだ練習法を紹介します。
ステップ1:基本的なリズムの刻み
まずは、基本的なリズムの刻みの練習をしていきましょう。
弾くのは4弦の開放弦でいいです。
メトロノームをテンポ60とし、4分音符(4ビート)からスタートします。
1小節(=4回)弾いたら、次に2拍3連にします。
また、1小節分2拍3連(=6回)をしたら、その次は8分音符(8ビート)です。
1小節(=8回)弾いたら、3連にします。
さらに1小節(=12回)弾いたら、16分音符(16ビート)とします。
16分音符を1小節弾いたら3連に戻り、続いて8分音符、2拍3連、4分音符としていきます。
つまり、1小節ごとにリズムを変えていく形で弾いていくのです。
おそらく、2拍3連が難しいと思います。
2拍で3つの音を弾くことになるのですが、普通の3連の1つ飛ばしだと考えるとわかりやすいかと思います。
この練習も地味ですが、意外とできないこともあるのではないでしょうか?
完璧にこなせるようになってくださいね。
ステップ2:クロス弾きを使ったリズム練習
前述した、運指練習の訓練3のクロス弾きを使って、リズムの練習をしていくことができます。
メトロノームで、テンポ60とし、16ビートで弾いていきます。
最初は訓練3と同じなのですが、半音ずつ上げていって、小指が4弦の12フレットまで来たとき、続けて小指で4弦12フレットを弾くのではなく、次の3弦11フレットを薬指で押さえて弾きます。
つまり、16ビートで演奏しているので、3弦11フレットが小節の頭になるのです。
そして訓練3と同じように指を動かしていき、人差し指が4弦1フレットに来たら、次に3弦2フレットを中指で押さえるようにします。
すると、2弦3フレットを薬指で押さえた時が、小節の頭になります。
同様の動きで、小指が4弦12フレットに来て、そのまま3弦11フレットを薬指、2弦10フレットを中指で押さえると、1弦9フレットを人差し指で押さえた時が小節の頭になります。
それで戻ってくると、4弦1フレットを人差し指で押さえた時が小節の頭に戻るのです。
つまり、リズムを16ビートで刻みながら、音は、1つずつずれていき、2往復すると、もとのところに小節の頭が戻ってくるようになることになります。
2往復するまでが1セットです。
これを何度も繰り返すことによって、16ビートでの細かいフレーズがリズムを崩さずに演奏できるようになります。
リズムを崩さないように練習するのが難しいので、これも最初からうまくはいかないかもしれません。
何度も挑戦してみて、できるようになると、またひとつ、ベーシストとして成長を感じられると思います。
まとめ
今回の記事は、文章で伝えるのはなかなか難しいことではありましたが、ベーシストとしてレベルアップするためには必要な練習だと思います。
ぜひ、ベースを手に持って、書いてあることを実際にやってみてください。
地味な練習こそ、上達への近道だと思います。
こういった基礎の練習と共に、曲のコピーやバンド活動などを通して、さらに上達していってくださいね。
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