『遥か彼方』はアニメ〝NARUTO〟のOPテーマ
アジカンの楽曲の中でも最も初期に作詞・作曲されたのが、この『遥か彼方』。
アジカン結成年である2003年に制作された曲で、まさにアジカンの原石ともいえる要素がギュッと詰まった曲の一つと言えるでしょう。
世界も熱狂!『遥か彼方』の人気
2016年にはヨーロッパ・アメリカツアーを行ったアジカンですが、この時のプログラムにも『遥か彼方』が演奏されています。
その時の海外のファンの〝熱狂ぶり〟に感動したと話しているのがVo.の後藤氏。
アニメ〝NARUTO〟は数十か国吹き替え版として世界中で放送されている大人気のアニメシリーズですが、その中で流れるOP曲『遥か彼方』は世界のファンの耳にも浸透していたということが、先のヨーロッパ・アメリカツアーで証明されたようです。
アジカンとNARUTOの深い関係とは?
アニメや映画の主題歌を多く手掛けているアジカンですが、そのなかでも〝NARUTO〟との関わりは特別。
というのも、アジカン×〝NARUTO〟の組み合わせは2017年に至るまでに、なんと3度も実現しているのです。
- 2003年:楽曲『遥か彼方』/ 〝NARUTO - ナルト - 〟第2期オープニング
- 2012年:楽曲『それでは、また明日』/ 〝ROAD TO NINJA - NARUTO THE MOVIE〟
- 2016年:楽曲『ブラッドサーキュレーター』 / 〝NARUTO - 疾風伝 -〟(459話~479話)
アジカンファン・NARUTOファンにも欠かせない一曲!
アジカン×NARUTOのタッグは今や〝定番〟にもなりつつある存在。
その中でも国内・海外の両方で大ヒットを記録した『遥か彼方』はアジカンファン・NARUTOファンの両方にとって欠かせない楽曲の一つとなっています。
『遥か彼方』はアジカンのアルバム『崩壊アンプリファー』に収録されているほか、『NARUTO-ナルト-Best Hit Collection 』にも収録されています。
アジカンにとって〝NARUTO〟とは
海外ツアーで『遥か彼方』の確かな手ごたえを感じたと語るVo.後藤氏。
世界のファンの熱狂ぶりを目にした時、「この曲が用意してくれた扉を開いて、辿り着いた風景でもある」とも話しています。
アニメ〝NARUTO〟は「アジカンにとって特別な存在で、これからも一緒に世界中を旅する同士」とのこと。
『遥か彼方』の歌詞を読み解く
歌詞から見えてくる主人公NARUTOの気持ち
踏み込むぜアクセル
駆け引きはないさ、そうだよ
夜をぬける
出典: http://www.kasi-time.com/item-10934.html
ポジティブな気持ちで突き進む主人公と、アジカンの未来への決意が見える歌詞です。
〝夜〟というワードは一種の影ととれる表現ですが、これを〝アクセルを踏んで抜ける〟という表現によって迷いなく進む主人公の姿が浮かび上がります。
ねじ込むさ最後に
差し引きゼロさ、そうだよ
日々を削る
出典: http://www.kasi-time.com/item-10934.html