不思議なもので男性はうしろめたいことがあるとやたらと口数が増えます。
多くの男性はなぜ口数が増えるのかがわかりません。
普段であればしゃべらなくても良いことまでも口からあふれてしまうのです。
いつもよりも独りごとが多くなった男性には要注意。
いかに男性が単純な生きものであることがわかる描写です。
主人公は夜がくるたびに、後悔を重ねて1人泣き叫びます。
「なぜ俺はあんなことをしてしまったのだろう…」
失望と落胆でかたくなになってしまった彼女の心。
今となっては主人公に溶かすすべはなにもありません。
彼女の気持ちも知らずに…おろかな主人公
寄り添えば 何も言わず分かり合えてたはずの
君だけが 抱き合うたび
駄目になるのを 見抜いていた
出典: 逢いたくなった時に君はここにいない/作詞:桑田佳祐 作曲:桑田佳祐
付き合いはじめたころはお互いに言葉はいらず固く心で結ばれていました。
だけど主人公がおかした罪は、少しずつ彼女に違和感を与えはじめます。
固く心で結ばれていたからこそ、彼女は主人公の違和感を感じとれました。
心通わせるはずの抱きしめる行為が、2人の距離を遠ざけてしまう結果に。
彼女は主人公のおかした罪に気づいていました。
しかし考え過ぎだと自分自身に言い聞かせていた彼女。
偶然耳にしてしまった主人公の裏切り行為。
彼女の疑惑が確信となり深い悲しみにうちひしがれます。
今思えば彼女との時間はまるで夢のよう
逢いたくなった時に
君はここにいない 夢は帰らない Woo……
出典: 逢いたくなった時に君はここにいない/作詞:桑田佳祐 作曲:桑田佳祐
もう主人公は彼女に逢いたくても逢うことができません。
偶然をよそおって逢ったとしても彼女に拒絶されるだけです。
いつもそばにいてくれた彼女。
主人公があたり前すぎて全くわならなかったことがあります。
彼女と一緒にいれた時間はまるで夢のような時間だったこと。
気づくのが遅すぎた主人公の代償はとても大きなものでした。
失ってわかる彼女の大切さ
あなたが今あたり前に感じていることには、とても大切なものがまぎれています。
人はあたり前になるとひどく鈍感になるようです。
この記事を読んでくれているあなたにお願いがあります。
それはあたり前のことを紙に書き出してほしいということです。
あなたがあたり前のことを書き出すのは簡単なことではありません。
あたり前すぎて何を書いて良いのかわからないからです。
でもあなたがあたり前に感じていることを考えることに意味があります。
あなたが考えることで生まれること。
あなたが抱いているけど薄れてしまった大事な思いを確認できることです。
わからないと感じているのは男だけ
一番身近な相手を 他人の目の中でうぬぼれてた
誰より 愛しい女性よ 君と歩いた夏
胸によみがえる Oh, oh……
出典: 逢いたくなった時に君はここにいない/作詞:桑田佳祐 作曲:桑田佳祐
なぜ男性はここまで愚かなのでしょう。
主人公の姿がうつるのは彼女の瞳ではなく他人の瞳。
「自分が何をしても大丈夫」
根拠のないうぬぼれが主人公にとって最悪のシナリオとなることも想像できずに。
「いつもそばにいてくれた…」
「出かけたときは無理して歩幅をあわせてくれた…」
何気ない彼女のやさしさを今さら気づいても遅いのに。
一緒にいれた彼女との時間がどれほど幸せだったのか。
波のようになんども主人公に押しよせるのは彼女の大切さばかりです。
失った代償が大きすぎる後悔してももう遅い
逢いたくなった時に 君はここにいない
二度と帰らない
出典: 逢いたくなった時に君はここにいない/作詞:桑田佳祐 作曲:桑田佳祐
「逢いたい、でも逢えない…」
主人公のおかした罪はもう取り返しがつきません。
彼女がそばにいてくれたこと。
彼女と共有できた時間。
主人公にはもう2度と手に入れることができない幻となってしまいました。
桑田佳祐の経験?!リアルすぎる描写が疑惑の歌詞
「逢いたくなった時に君はここにいない」の作詞・作曲は桑田佳祐です。
歌詞をひも解くと、切なさを表現するのに日本語が適していることがわかります。
あまりにもリアルな描写の「逢いたくなった時に君はここにいない」。
桑田佳祐の体験談では?
少し疑いの目を抱いてしまうのは私だけでしょうか。
多くの男性がとても耳が痛いと感じる歌詞です。